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【Lenovo x240】改造計画(その2)バックライト付きキーボードに換装

最終更新日:2020/12/20

Lenovo ThinkPad x240の改造計画第2弾です。
前回、IPSのフルHD(1920x1080)パネルへの換装をしましたが、今回はバックライト付きキーボードに交換(換装)した話です。
尚、実際の作業は後日掲載予定のx250用のタッチパッドと同時に行いましたが、長くなってしまうので別々に記事にしています。

〇交換後のキーボードの様子



0.目次


1.購入動機
2.到着までの日数
3.検品
3-1)検品
3-2)x240(i5)で使用していた物との比較
3-3)キータッチ
4.交換(換装)作業
5.交換後の感想
5-1)キータッチについて
5-2)バックライトについて
5-3)消費電力の違いについて
6.評価
7.まとめ


1.購入動機


現在、x240のi5とi3の計2台所持しているのですが、x240(i3)はジャンクでも状態が酷くキーボードもボロボロでした。

※2台の入手話は以下のリンクを参照願います。
①\x240(i3)
久しぶりに日本橋をウロウロしてXperia XZ SO-01JとThinkPad x240を入手した話

②x240(i5)
Lenovo Think Pad X240 i5モデルの入手(20AMA0CNJP)

そこで今回キーボードを1組購入し、そのままx240(i3)のを換装させようかとも思ったのですが、折角なので安くなっていたバックライト付きのキーボードを購入しようと思った次第です。
ただ、それならば普段使いのx240(i5)をバックライト付きにして、現在、x240(i5)で使用しているキーボードをx240(i3)へ再換装する事にしました。
(いわゆる玉突き交換で2回作業しないといけないのですが・・・)

と、言う訳で、購入した次第です。
(後は、バックライト付きのキーボードを使用されている情報が少なかったので・・)

〇購入した商品(Aliexpress)
JP バージョンバックライトバック照明 Lenovo の Thinkpad の X230s X240 X240S X250 X260 日本レイアウト


2.到着までの日数


注文から到着まで約21日でした。

〇輸送方法
 ・AliExpress Standard Shipping(送料無料)

尚、追跡NoはPRxxxxxxxxxYPですが、台湾経由で送られてきたので一時的にLXxxxxxxxxxTWの番号も付きました。
又、日本では国際特定記録となり、受け取りには判子は要りませんでした。


〇輸送経過
日時 ステータス(cainiao等) ステータス(日本郵便)
2020/11/23 商品購入
2020-11-26 21:19 Yanwen Pickup scan
2020-11-27 21:58 Processing information input
2020-11-29 08:46 Yanwen facility - Outbound
※台湾へ発送
2020-12-01 21:09 待傳輸出口資料
2020-12-07 10:13 出口資料 国際交換局から発送
(TAIPEX)
※ここからLXでも追跡可能
2020-12-09 20:30 郵件投遞中
2020-12-11 00:03 到達寄達國互換局 国際交換局に到着
(川崎)
2020-12-11 09:00 海關查驗 通関手続中
2020-12-12 01:00 離開寄達國互換局 地元郵便局に到着
2020-12-14 11:03 投遞成功 お届け済み
※処理時間の関係上等、日本郵便の時間とは多少異なる場合があります
※最終的にはPR~YPとLX~TWの両方で検索可能

3.検品


まずは梱包状態です。
尚、中身はプチプチに包まれていました。

〇梱包の様子



〇開梱時の様子


3-1)検品

〇表面
キーボードの表面です。
尚、赤ポッチも元から付いてました。
後、特徴的なのはスペースキーにあるライトのマークです。
後述しますが、「Fn」+「スペースキー」でライトのON/OFFが出来ます。
※実際にはONの状態でもLow/Hiの2段階切り替え可能

〇キーボード(表面)



〇裏面
裏面です。
バックライト付きの為、裏面は白いです。
尚、P/N(SN20K79634)・FRU(01AV571)・ID(5CT001P)・MODELNO(CS13XBL)等で検索してみましたが、ヒットせずオリジナル商品の模様です。

〇キーボード(裏面)



3-2)x240(i5)で使用していた物との比較

次はx240(i5)で使用していた物(バックライト無し)と本製品(バックライト有り)の比較です

〇キーボードの比較(表面)


x240(i5)で使用していた物(バックライト無し)
※元々中古で使用していたのでテカリ等はあります
P/N:0C44742
今回購入した物(バックライト有り) P/N:SN20K79634

〇キーボードの比較(裏面)



〇重量
2つのキーボード単体で重量の計測を行ってみました。
※劣化の関係上、重量は参考程度でお願いします




x240(i5)で使用していた物(バックライト無し) 111.4g
今回購入した物(バックライト有り) 108.1g
※てっきりバックライト付きの方が重たいと思っていたのですが逆でした

3-3)キータッチ

元の純正がザラザラしていたのに対して、購入した製品はツルツルしています。
個人的には好みや慣れの問題になるかも知れませんが、ザラザラしていた方が、打ちやすい感じがします・・


4.交換(換装)作業


〇参考にしたもの
①Lenovoサイト
[外部サイト]ハードウェア保守マニュアル ThinkPad X240 - Lenovo
②個人サイト
[外部サイト]ThinkPad X240を改造してみる 〜タッチパッド取り外し編〜(アンダーソン様)
※タッチパットの交換ですが、リンク先を含めて参考にさせて頂きました

尚、手順については、保守マニュアルや他の方のサイトがあるので割愛します。
又、注意点としては以下の通りです。

〇注意点!!
分解作業等は保証外行為となり、作業は自己責任でお願いします
・ネジの場所と種類をしっかり記録しておいた方が良いです・・。
・作業の際にはセカンダリーバッテリーをOFFにする
 →BIOS画面から行う
  ※BIOSでセカンドバッテリーをOFFにすると、ACアダプターを挿すまでONに出来ません!
・指紋認証が付いているとキーボードの交換は更に面倒になる場合がある
 →指紋認証用ケーブル(タッチパッド等)がキーボードに貼り付いているので剥がすのに苦労する・・
  ※下画像参考

〇指紋認証用ケーブル等

※当方のは2つ共指紋認証がついており、2台中の1台がやたら粘着があり剥がすのに苦労しました・・

尚、先にも述べましたが当方はタッチパッドの交換も同時に行っています。


5.交換後の感想


5-1)キータッチについて

先に述べた通り、キータッチはツルツルしているので、慣れが必要です。
冬場の乾燥した時期だと特に滑ります・・・。
少し調べたところ、純正のバックライト付きも同様に似た感じの模様です。
出来ればザラザラの方が好みなのですけどね・・。

5-2)バックライトについて

バックライトについては、OFF/点灯(Lo/Hi)の3段階で、以下の画像の様な感じです。
※画像では判り難いかも知れませんが・・
尚、電源ON痔のBIOS画面でゆっくり光るのが面白いです。

〇バックライトの状態比較
状態 画像 備考   
バックライト
OFF
・左:明所/右:暗所
バックライト
Low
・左:明所/右:暗所
バックライト
High
・左:明所/右:暗所
※全ての画像ですが、クリックで拡大出来ます

5-3)消費電力の違いについて

SANWAワットモニター(TAP-TST8N)を使用し、キーボードの交換前後の消費電力の違いを計測してみました。
結果は以下の通りです。

参考:サンワサプライ ワットモニター「TAP-TST8N」で消費電力を調査

〇結果(アイドル時)
状態 消費電力 備考
元のキーボード 5.7~7.2W 交換前のキーボードでの計測
バックライト
OFF
6.3~7.5W
バックライト
Low
7.7W~9.2W
バックライト
High
9.3~14W


6.評価


〇良い点
・以前に比べ値段が下がっているので安い
・暗所でもキーがはっきり判る

〇悪い点
・キータッチ時に滑り安い
・作業が多少面倒

当方には、キーのツルツル感だけが少し不満ですが、暗所でもキーを打てるのは非常に便利です。
慣れや耐久度については今後様子見ですが、現状では満足行くレベルでした。


7.まとめ


以前に比べてバックライト付きのキーボードが安くなっています。
(昔は5~6千円前後だった)
興味がある人はこの機会に交換(換装してみるのも良いのではないでしょうか?

但し、作業には録画や撮影しながらする事をお勧めします。
理由はネジの種類が場所により異なるので、間違えるとフレームに穴を空けたりするポッチを作る事になります・・。
当方もうっかりやらかしてしまいましたが、フレームは今後劣化した時に考えるので現在はそのままにしています。
その様な悲劇にならない様にしっかりネジの種類を間違えない様にしましょう!

と言う訳で交換作業終了後の1枚です。
最終的にこんな感じです
・x240(i5)はこのバックライト付きキーボードに換装
・x240(i3)には元x240(i5)のキーボード(バックライト無し)を換装
・元x240(i3)のキーボード(バックライト無し)は部品取りに・・

〇キーボード交換後の1コマ

※左上:x240(i3)/右:x240(i5)/左下:ボロボロのキーボード(元i3の物)
※冒頭で少し述べた通り、x240(i5)のタッチパッドもx250の物に交換しています。


以上

〇更新履歴
2020/12/18 初版
2020/12/19 配送状況についての修正
2020/12/20 誤字脱字の修正

タグもどき:Leonovo ThinkPad X240 キーボード 交換作業
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