【Lenovo M75q-1 Tiny】M.2 SSDを搭載(WD BLUE SN550(WDS100T2B0C-1TBモデル))
今年の4月に購入したLenovo Thinkcenta M75q-1 Tinyですが、ようやく増強させようと思った話の第2弾です。
今回はそのM75q-1 TinyのDISKにM.2(NVMe)のSSD(WD WDS100T2B0C)を装着する内容です。
〇作業時の様子
0.目次
1.用途と現在の環境
1-1)用途
1-2)現在の環境
2.購入したM.2 SSD
3.検品
4.装着作業
5.動作確認
5-1)BIOS画面での確認
5-2)OS(Windows10)からの確認
5-3)CrystalDiskInfoでの確認
5-4)CrystalDiskMarkでの確認
6.評価
7.まとめ
1.用途と現在の環境
ざっくりですがこんな感じです。
1-1)用途
〇用途・動画編集
・検証環境(ESXiやubuntu等)
・その他(OSやアプリの機能等の実験環境)
と言うことで色々です(笑
今まで元ジャンクのノートPC(Versapro等)を使ってましたが、M75q-1 Tinyが安かったので1台買った次第です。
更に、SSDは2.5インチの物は幾つか使用しているのですがM.2タイプは個人では初めて(笑。
と言うことで今後の備忘録み兼ねた内容です。
1-2)現在の環境
当方の増強中のPC(Lenovo M75q-1 Tiny)の簡単な仕様です。〇仕様
項目 | 内容 |
機種 | Lenovo ThinkCentra M75q-1 Tiny |
型番 | MT-M11A4-CT01WW |
CPU | AMD Ryzen 5 PRO 3400GE |
MEM | 32GB(DDR4 PC4-25600(DDR4-3200)) ※但しバス速度は機種の制限で2666MHz |
DISK | HDD(Seagate ST100LM049 1TB) |
備考 | ・メモリースロット数は合計2個 ・ACアダプター135Wも別途入手済み |
※詳細はこちらで紹介しています。
・【M75q-1】Lenovo ThinkCentre M75q-1 Tinyを購入した話
と、言うことで元々メモリーは前回やりましたが、今回はM.2となった次第です・・。
2.購入したM.2 SSD
こちらもM75q-1では定番と言われている製品を選びました。
製品は"WD BLUE SN550(WDS100T2B0C-1TBモデル)"です。
〇購入した製品
他候補としてはCrucial P1やSamsung 860 EVO等もあったのですが、
価格・性能・発熱度合等を考慮してSN550にしました。
尚、WDのSSDは2.5インチの方でも幾つか使用していますが、特に問題はありません。
(他にはSanDiskのもあります)
〇参考
・【SATA SSD】Western Digital Blue (WDS500G2B0A)を試す
次に購入したM.2SSD(WDS100T2B0C)の仕様等の確認です。
購入した1TBだけで無く、異なる容量もまとめています。
〇仕様
メーカー | Westan Digital | |||
型番 | WDS100T2B0C | WDS200T2B0C | WDS500G2B0C | WDS250G2B0C |
容量 | 1TB | 2TB | 500GB | 250GB |
I/F | PCIe Gen3 4 Gb/s | |||
NAND | 3D TLC NAND | |||
サイズ (LxWxHでmm) |
80 x 22 x 2.38 | |||
SEQ_Read (MB/s) |
2400 | 2600 | 2400 | 2400 |
SEQ_Write (MB/s) |
1950 | 1800 | 1750 | 950 |
RND_Read 4K (IOPS) |
410K | 360K | 300K | 170K |
RND_Write 4K (IOPS) |
405K | 384K | 240K | 135K |
TBW | 600 | 900 | 300 | 150 |
保証 | 5年間 | |||
コネクタ | Key M | |||
備考 | ・DRAMキャッシュは無し ・保証は5年かTBW到達のどちらか早い方となる |
こう比較すると500GBか1TBがコスパ的には良いですね。
3.検品
さて、話をWDS100T2B0C(1TBモデル)に戻します。
まずは検品です。
パッケージはWDで統一されている感じの箱に入っています。
〇パッケージ
中にはM.2SSDと保証書のみです。
〇M.2 SSD本体と保証書
サイズは2280の名の通り、幅22mm、長さ80mmで、片面のみで裏には何もありません。
※チップは1枚で表面に配置され、PSID(オレンジ色部)やS/N(赤色部)等の記載も有り
※PSID:メーカーの専用ツールで完全消去(初期化?)等を行う為に使用するID
〇M.2 SSD本体の表裏
尚、重さは6.1gでした。
〇重量計測の様子
4.装着作業
では実際にM75q-1 Tynyでの装着作業です。
といってもそんなに面倒ではありません。
メモリーの時と同様にカバーのネジを外してから、逆側のカバーを開けて付けるだけです。
カバーを開けた後は、次の通りです。
〇装着前の様子
①固定用のピンのロックを外す
〇作業手順1
②M.2 SSDを端子に刺す
〇作業手順2
③固定用のピンでM.2 SSDを固定してロックする
〇作業手順3
後は、カバーを被せて元に戻します。
〇参考
・[外部リンク]Lenovo M75q-1 Tynyハードウェア保守マニュアル(英語)
※他メーカーや他機種の場合は、各種取扱説明書等を参考に作業して下さい。
5.動作確認
交換作業が終了したので、次は動作確認です。
5-1)BIOS画面での確認
BIOS画面でM.2 Drive 1として問題無く認識されています。※SATA Drive1は元のHDD
〇BIOS画面
5-2)OS(Windows10)からの確認
ディスクの管理で確認し、とりあえずNTFSでフォーマットしてみました。※DISK1(Dドライブ)が本製品
〇コンピュータの管理画面
5-3)CrystalDiskInfoでの確認
項目的には先にしていますが、実際は温度を見たかったので次項のベンチマークを行った後に取得してみました。〇CrystalDiskInfoの結果
5-4)CrystalDiskMarkでの確認
ベンチマークソフトで64MiB/1GiB/8GiBの速度を計測してみました。〇CrystalDiskMarkでの計測結果(64Mib/1GiB/8GiB)
大雑把ですが64MiBのSeq_Writeを除き、ほぼ仕様通りな感じでしょうか・・?。
今までの2.5インチSSDと比べると今更ながら早いですね。
〇(参考)SATA SSD”WD WDS500G2B0A ”での計測結果
※この記事の詳細はこちらから
・【SATA SSD】Western Digital Blue (WDS500G2B0A)を試す
6.評価
〇良い点
・速度が速く、発熱も少ない
〇悪い点
・もう少し値段が下がれば・・
※一応、特価で購入したのですがもう少し下がるとありがたいです・・、
と言っても性能は良いので色々実験が捗りそうです。
発熱の件は11月なので来年の夏頃にどうなるかは様子を見たいと思います。
7.まとめ
HDDと比べて格段に速くなっているのに驚きです。
ゲーム等をするのにも良いかも知れませんね。
以上
○更新履歴
2020/11/29 初版
WESTERN DIGITAL WD Blue SN550 NVMeシリーズ SSD 1TB Read (Max) 2400MB/s Write (Max) 1950MB/s PCIe Gen3 M.2 2280
タグもどき:WD SSD SN550 WDS100T2B0C M75q-1 Tiny Lenovo
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