忍者ブログ

one's way

個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

NECノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)本体分解方法(その2:各種増設等)

最終更新日:2019/01/26
今回はNECのノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)での各種増設の方法です。
前回、メモリの追加・増設作業(16GB化)の手順を説明しましたが、今回はそれ以外の物(無線LANカード・CMOSバッテリー・光学ドライブ・NXパッド・キーボード(途中まで))等の追加・交換等について説明します。



まず、本作業は分解を行いますのでいつものお約束です。

注意:本内容はメーカ保証外の行為をしております。
その為、本記事の内容通りにならない場合や、機器等の破損・作業者等のケガ等を発生させる可能性等がありますが、当方は一切責任を負いません。
各個人の判断と責任で実施して下さい。

又、入手したモデルにより、構成が異なる事があります。
其の場合には各自の固体に合わせて参考にして下さい。
尚、名称についてメーカ呼称に合わせる様にしておりますが、不明なものについては独自で付けております。


0.目次


1.対象
2.前提条件
3.無線LANカード
4.CMOSバッテリー
5.光学ドライブ
 (1)サブ基板解説
 (2)光学ドライブの装着
 (3)HDDマウンターの装着
6.パームレスト(NXパッドの分解)
7.キーボード交換手順(途中まで)
8.DCジャック部分の修理(別記事)
9.DISKベイ
 (1)HDDベイ
 (2)mSATAベイ
10.その他

1.対象


○対象
メーカ NEC
機種(ベース) VK26M/B-F
名称 VersaPro UltraLite タイプVB
機種詳細 PC-VK26MBZCF
サイズ B5サイズの12.1インチ液晶モデル
備考 ・無線LAN搭載
・指紋認証非搭載
・光学ドライブ無し



2.前提条件


必要に応じ、前回記事の分解手順を実施する。


3.無線LANカード


まずは無線LANカードからです。
場所は、システムボード部の右上にあります。

○システムボード部(全体)


画面にある左側(白)が無線LANカード、右側(黒)がモデムになります。

○システムボード部(右上拡大)


当方のPCに装着されていたものですが、以下の物でした。

○Intel Centrino Advanced-N 6205
アンテナ 2x2(接続:MAIN 黒  /SUB 灰)
バンド 2.4GHz/5GHz
最高速度 300Mbps
Wifi認定 802.11a/b/g/n
接続方式 PCI Express
内蔵 Bluetooth なし
備考 FRU P/N:60Y3253

もし、無線LANカードを使用しない場合には、ここにPCI Expressカードの何かを増設出来る可能性があります。(当方未確認)

液晶部に向かっているアンテナですが、メーカ出荷時から無線LANカードが装着されていないと、無い確率が高そうです。(ネットからの情報)
(Lenovo X200系では、アンテナだけ有ったのですがね・・)

実機(無線LANなしモデル)を御持ちの方からの情報をお持ちしております。
→2018/10/23 追加
 無線lan非搭載モデルにもアンテナは付いていたとの情報を頂きました。
 NONAME様ありがとうございました。

→2018/11/15 追加
 VK27系で無線lanの換装に成功したとのコメントを頂きました。
 成功した無線lanカードの製品は、こちらとの事です。

 製品名:インテル デュアルバンド 高速 Wi-Fi 通信Band Wireless-802.11 AC Intel 7260 無線LANカード 7260HMW

 Eason様ありがとうございました。

では話に戻ります。

尚、無線LANカードの下にもう1枚サブ基板2があります。
※便宜上サブ基板2としています。(モデム等が接続されている)
こちらには、モデムの他、USB(2.0x2)や有線LAN(RJ-45等)のポートがあり、この部分のみ交換が可能な様です。(2017/12/27現在 ネットで中古販売を確認)

○横から見たところ(サブ基板2)

 

4.CMOSバッテリー


CMOSバッテリーはPCの日時等を保持する為のバッテリーです。
場所は、本体左下部のSDカードの左側にあります。
製品名等は一部不明なのですが、「KTS 32 ML122?? 3.0V」と読み取れます。(??部は不明)
類似のCMOSバッテリーはLenovoやSony、HP等で使用されていますが、NECの記載は見つけられませんでした。
詳細な製品名についてはバッテリーが完全に切れた時にでも、分解してみたいと思います。

○CMOSバッテリー(画像は判り易くする為に回転させています。)



5.光学ドライブ


(1)サブ基板解説

光学ドライブはシステムボードからでは無く、キーボード部にあるサブ基板と接続します。
接続形態はノートPC用の光学ドライブで良くある「Slimline SATA」タイプです。

サブ基板1には光学ドライブ用のコネクターやPCカードスロット(背面)、無線LAN用ハードスイッチ、LEDランプ各種等があります。
出荷時に無線LANが搭載されていない場合の状態は不明です。

○キーボード部裏面


○サブ基板1詳細
・光学ドライブ接続部(Slimline SATAタイプ)
・無線LANハードスイッチ


(2)光学ドライブの装着

先の確認で、装着可能なドライブは9.5mmと言うのが判っています。
そこで、手持ちである9.5mmの光学ドライブを装着してみました。
 
○検証で使用した光学ドライブの情報
メーカ Lenovo
名称 DVD MULTI IV
型番 UJ892(Panasonic)
暑さ 9.5mm
接続形式 スリムSATA
P/N 45N7457
備考 Lenovo X200ウルトラベース装着品
※:ウルトラベースに接続する為のガイド等は予め外しています。

○光学ドライブの実物


挿入した感触は、キツメの感じでした。
多少揺らしても抜けたりしなかったので、移動しない環境で少し使いたい場合等には有効と思います。
尚、完全に固定するには、光学ドライブの裏面にL字型と思われる部品が必要な感じです。

○装着後(斜裏面)


○装着後(上部)
数ミリはみ出します
これは使用したドライブがウルトラベース用のドライブの為、ベゼルに厚みがあります。
もしかしたら、市販の薄いのであれば出ない可能性はあります。
(但し、本機種専用ではないので、背面は一部見えた状態になるでしょうが・・)


○ドライブを開いたところ


○BIOS上からの確認
「MATSUSHITA DVD-RA ATAPI」と認識され、実際に読み込み出来ました。


尚、光学ドライブを取り外すには、ベゼル部分に指をひっかけて(多少強引に)外しました。

(3)HDDマウンターの装着

更に強引なのですが、Lenovoのウルトラベース用のHDDマウンターを光学ドライブベイに装着してみました。

そちらの詳細は別記事にしていますので、そちらをご確認下さい。

光学ドライブベイ用HDDマウンタとVK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)での速度計測

尚、そちらの方にも記載しておりますが最大転送速度はSATA2の3Gbpsまででした。

6.パームレスト(NXパッドの分解)



パームレスト部です。
ここにはNXパッドがあり、そのNXパッドの外し方です。

1)フラットケーブルに注意しながら、ネジ(赤○)2本と、左側のテープを半分外します。


2)下部にツメ(2箇所)があるので、注意しながら、NXパッド中央部から上の間を押しだすと外れます。
尚、中央上部(ネジ2本で止めていた中間あたり)に○の穴があると思います。
そこもツメのような役割をしているので、そこを押し出す感じだと良いでしょう。


○NXパッド部をパームレストから外したところ(裏面)


○NXパッドを外したところ(正面清掃前)
汚れているので、掃除しました。


○○NXパッドを外したところ(正面清掃後)
綺麗になりました。

7.キーボード交換手順(途中まで)


本内容は途中までとしております。
理由は、キーボードがフレームと強力な両面テープで接着されており、再利用を前提とした綺麗に剥がすにはかなりの時間とテクニックが必要だからです。
上手にしないと、キーボードを折ったり破損させてしまう可能性があり、交換用の物を準備する必要があります。
当方の固体では「TAB」キーのみ効かないのですが、他のキーも犠牲にしてまではと思ったので、残念ですが今回は中断しております。(出来ればいつかやってみたいです。)

○追加準備物
・ヘラ等(100均で購入しました)


・交換用キーボード(HMB8356SMA11等)
 ※販売先での型番情報です。
  当方はまだ実際に購入して確認しておりません。


○分解手順
1)キーボード部背面にある、ネジ(赤○)3本を外します。


2)表面に向け、キーボードを折らない様に注意しながら、端からヘラを滑り込ませます。
尚、キーボード上部には、ツメが複数箇所あるので両横か下からすると良いでしょう。
ツメの場所ですが、「ESC」、「F3」、「F6」、「F9」、「F12」、「Delete」キーの付近です。


○ヘラを滑り込ませたところ(その1)


○ヘラを滑り込ませたところ(その2)


この後、強力な粘着両面テープに阻まれ挫折しました。


8.DCジャック部分の修理(別記事)



※2018/03/10追加
DCジャック(コネクタ)部分の修理を行いました。


詳細については、以下の記事を参照願います。

NECノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)のDCジャック(20V四角口型)を修理する



9.DISKベイ



VK26M/B-FのDISKベイですが合計2つあります。

(1)HDDベイ

1つは通常のHDD(SSD)ベイです。

○HDD(SSD)ベイ


DISKのサイズは2.5インチのHDD(SSD)が1台搭載可能で、最大転送速度(理論値)はSATA 3の6Gbpsです。
DISKの固定は一般的なネジ等で固定する方式では無く、四方のスポンジとフタで押さえる感じです。
その関係上、使用可能なDISKの厚さは7~9.5mmですが、9.5mmの場合は四方にあるスポンジをどうにかしないといけない(そのままではかなり窮屈)ですので、7mmサイズを使用する方が良いでしょう。

又、DISKとの接続は本体から出ているオレンジのフラットケーブルを接続します。
ジャンク品の場合、このケーブルが無い場合もあるみたいですので、本機を入手する場合は注意しましょう!

(2)mSATAベイ

もう1つはmSATAベイです。
こちらは元々、オプションのXi(クロッシィ)通信カード用と思いますが、端子の形状がmSATA/mini PCI-Eですので、mSATAの製品も装着出来ます。
(当方も実際にmSATAのSSDを装着してテストしましたが、問題なく使用出来ました。)
尚、こちらのベイをDISKで使用した場合も、最大転送速度(理論値)はSATA 3の6Gbpsです。

○mSATAベイ(mSATA/mini PCI-E)



10.その他




備忘録を兼ねています。
・接続したUSBや光学ドライブ等が使用出来ない。
 →BIOSの「Advanced上」に有効/無効の設定がある。
  尚、BIOSには、電源ON後に「F2」キーを押下する。
  このあたりは、企業向けらしい仕組みですね。。
○BIOSの「Advanced」画面
※マウス、USB、CD/DVD、PCカード、SDカード、無線LAN、HDMIの有効/無効が可能


○更新履歴
2017/12/28 誤字・脱字の修正
2017/12/30 光学ドライブの画像を追加
2018/03/10 DCジャック部分の修理とリンク追加等
2018/10/23 無線LAN非搭載モデルのアンテナについての情報追加
2018/11/15 無線LAN換装の情報を追加
2019/01/26 ドライブやベイに関する情報を追加(整理)

以上


タグもどき: NEC PC-VK26MBZCF VK26M/B-F VersaPro 解説 分解 修理
PR


  • 忍者ブログ[PR]
  • ©one's way