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個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

NECノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)本体分解方法(その3:システムボードを取り出すまで)

最終更新日:2018/03/18
このシリーズも3回目で、NECのノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)での分解その3になります。
今回は、CPUFANを取り外すまでと言うか、最後まで分解になりました。

個人的な感想ですが、NECの設計者さん・・・
「保守部門泣かせの構造ですね」と言いたいところです。
モバイルノートとは言え、出来ればシステムボードを最後までバラさずに
グリスの塗りなおし等はしたかったです。
・・・と感想ばかりでは記事にならないので、早速手順を説明していきます。

0.目次


1.準備物
2.分解手順
3.基板解説
4.CPUFANの取り外し方
5.組み立て手順
6.まとめ


1.準備物


尚、必要なものは前回のもの(ドライバー)+ラジオペンチorボックスドライバー等です。
その他、CPUグリスの塗り直しや埃を取り除く場合のエアダスター等、必要に応じてあると良いでしょう。

2.分解手順


その前に、本作業は分解を行いますのでいつものお約束です。
注意:本内容はメーカ保証外の行為をしております。
その為、本記事の内容通りにならない場合や、機器等の破損・作業者等のケガ等を発生させる可能性等がありますが、当方は一切責任を負いません。
各個人の判断と責任で実施して下さい。

尚、この記事は以下の続きですので、そこまでは((15)システムボードが現れるまで)そちらを確認しながら分解して下さい。
(今回の記事が少なければまとめる予定でしたが、予想以上に長くなったのでこちらに記述しています。)

参考記事:NECノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)本体分解方法(メモリ増設・メモリ交換等)

又、本来はケーブルやモデム等のケーブルや部品を外した後、ネジを外すのが正しい手順と思います。(コネクタを外すのに動かさない為)

しかしながら画像の都合上、場所ごとに説明していますので一度読んでからやりやすい方法で実施されることをお勧めします。
又、撮影の関係等で同一画像を使用している場合があります。
予め御了承願います。

1)まずは全体の確認からです。

 ○システムボード全体
 

 システムボードを固定しているネジは全部で5本(赤○部分)+αです。
 赤○の内3本は見えていますが、残り2本は隠れています。
 場所はLCDケーブルや照度センサーケーブル等の下とモデムの下で、コネクタを外したりモデムを外す必要があります。
 +αは左側のアナログVGA端子の部分です。
 この嵌合台(かんごうだい)ネジもシステムボードを取り外すのに必要です。
2)まず中央部分の赤○のネジ(1本)を取り外します。
3)続いて左下部です。
 CMOS用ケーブル、スピーカ用ケーブル、赤○のネジ、アナログVGA端子があります。
 尚、CMOS用ケーブルを外すのは出来ればです。
 コネクタを外すとBIOSの内容が初期化されますが、微量ですが電気が流れるので
 ショートを防ぐ為です。(慣れている人は外さなくても出来ます)
 スピーカ用ケーブルは保護シールでカバーされていますので、剥がしてから実施して下さい。

 CMOS用ケーブル、スピーカ用ケーブルのコネクタ部分を持ち、上に引き抜き、赤○のネジ(1本)を取り外します。

 ○システムボード左下部
 

 ○コネクタの脱着方法
 

4)アナログVGA端子部です。
 嵌合台(かんごうだい)ネジ(橙○2本)を外します。(反時計回しで緩む)
 左下の画像は外した後のもので、私はラジオペンチを使用しました。

 ○アナログVGA端子部
 

5)左上部です。
 まずはケーブル系です。
 CPUFAN、LCD、照度センサ等のコネクタをそれぞれ次の方法で外します。
 
 CPUFAN(左)   :シールを外し、コネクタ部分を持ち、右に引き抜きます。
 LCD(中)     :透明のプラスチックを上に持ち上げ、そのまま上に引き抜きます。
 照度センサ等(右):コネクタ部分を持ち、上(基板奥方向)に引き抜きます。

 ○システムボード左上部(コネクタ系)
 
 CPUFAN上部と本体フレームの間にあるウレタンを外し、LCDと照度センサ等のケーブルを外します。
6)赤○のネジ(2本)を取り外します。(1本はケーブルの下に隠れている部分です。)
 ○システムボード左上部(ケーブル及びネジ系)
 

 先程外した赤○ネジの直ぐ上に、ACアダプターの接続口からのケーブル(電源)が接続されています。
 ここで外しても良いのですが、基板を裏蓋から外す際の方が簡単です。
 ○電源系コネクタ(拡大)部分
 

7)右上部です。
無線LANカードとアンテナ線、モデム(カード)、があります。
右側のモデムの下に基板のネジ(赤○部分)が1本あります。

 ○システムボード右上部
 

8)無線LANカードのアンテナ2本(青□部分)を外します。
 尚、戻す時はMAIN(奥)は黒色、AUX(手前)は灰色です。
 無線LANカードとモデムの橙○のネジ(計4本)を取り外します。
 モデム下にあった赤○のネジ(1本)を取り外します。

 ○モデム取り外し後
 

以上でネジは全て外れました。

これでシステムボードを裏蓋から外せます。
尚、裏蓋からシステムボードの外し方ですが、右側のサブ基板2(無線LANカードとモデムのあった部分)側から少し持ち上げます。

基板が斜めになったら、VGA端子とACアダプターの接続口からのケーブル端子に注意しながら、システムボードを少し右にズラします。
指の入る隙間が出来たら、ACアダプターの接続口からのケーブル端子を外します。
※申し訳ないですが、現在この部分の画像はありません。
これで完全に取り出せました。
では取り出したものを見て行きます。

3.基板解説


では、取り外したものを見て行きましょう。
まずは表面です。

本機種では無いですが、あるサイトさんで銃のような形と表現がありましたが、本当にそう思います。
右側に先程のサブ基板2がありますが、外すにはネジ(2本)を外す必要がありますが、ネジは裏面です。

○システムボード+サブ基板2(表面)

続いて裏面です。
ようやくヒートシンクが見えました。
尚、CPUの右(下)にあるチップはSLJ8A(North Bridge)です。

○システムボード+サブ基板2(表面)
サブ基板2の外し方です。
黄○のネジ(2本)を取り外します。

○サブ基板2


参考で、分離した後の両面画像です。
USB2.0ポートと有線LAN等が別基板になっています。
反対側(裏面)はミニpci Express兼msataカードスロットがあったところです。

有線LANポートの端子を壊してしまう事があったので、ここだけ交換出来るのは便利だと思います。(但し、ここまで分解する必要がなければもっと良かったのですが・・・)

○サブ基板2の両面


4.CPUFANの取り外し方



最後にCPUFANの外し方です。
赤○のネジ(4本)を取り外します。
4本のネジを外したら、CPUとの接点部分を少し上に浮かせ、そのままCPUFANごと右にずらして外します。
※裏面のLCDや照度センサー等のケーブルをまとめていたガイドに注意して下さい。
尚、ヒートシンクのネジ(4本)の横に数字(1~4)がありますが、これはネジを締める時の順番です。
但し、ネジを締める場合は、番号順に少しずつ均等に締めて下さい。

○ヒートシンク部分

ヒートシンクを外した後の画像です。
グリスがカピカピです(笑
この機種の発売時期は2012年ですが、普段はまずグリスの塗りなおし等しないのでこんなものですかね。

○CPU部
後は、CPUFANに埃があればそれも掃除すれば良いでしょう。
以上で分解作業は終了です。

5.組み立て手順



組み立て手順は前回同様に逆の手順で実施して下さい。

6、まとめ



冒頭での説明通り、この機種は非常にメンテナンスが面倒な機種でした。
昔、PanasonicのLet'sノートの分解もした事があるのですが、その時と同じくらい面倒な機種かと思いました。

ただし、手順やポイントが判れば一つずつ確実にすれば出来ない事はないと思いますので、本機種をお持ちの方は参考にしてみて下さい。

後は、キーボードなんですけどね。。
(粘着が強力すぎます・・)


○更新履歴
2018/03/18 誤字の修正

以上



タグもどき:NEC PC-VK26MBZCF VK26M/B-F VersaPro 解説 分解
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