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個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

NECノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)本体分解方法(メモリ増設・メモリ交換等)

最終更新日:2018/11/01

今回はNECのノートPC VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)でのメモリ追加・交換の方法です。
このシステムの最大メモリ容量である16GBを認識させる為の手順です。

尚、 VK26M/B-F(PC-VK26MBZCF)以外にも以下の機種での対応も可能の模様です。
○対応可能機種
「VK15E/B-F」、「VK27M/B-G」、「VK15E/B-G」
※詳細は本文中で説明します。

○システムボード部


この機種はメモリ1枚だけであれば背面の裏蓋を空けて交換出来るのですが、1枚では最大8GBしか増設出来ません。
それ以上の場合は、基本メーカ出荷時にのみ選択可能となっています。
しかしながら、本体を分解する事により2枚目のメモリを追加・交換等をする事が可能です。

その作業手順を纏めてみました。
この手順を実施する事により、冒頭に記載した最大16GBのメモリを搭載する事が出来ますが、分解作業が必要ですので以下の注意事項を熟読の上、実施願います。

注意:本内容はメーカ保証外の行為をしております。
その為、本記事の内容通りにならない場合や、機器等の破損・作業者等のケガ等を発生させる可能性等がありますが、当方は一切責任を負いません。
各個人の判断と責任で実施して下さい。

又、未確認ですが本機種の後継製品(VK27M/B-G)ももしかしたら同様の手順でいけるかもしれません。(該当機種をお御持ちの方の情報をお待ちしています)

※2018/01/21追加
 VK27M/B-Gも同じとの情報をコメントで頂きました。
 S Matsumoto様ありがとう御座いました。

※2018/09/18追加
 VK15E/B-G(VK15EBZCG)でも当手順で換装できたとコメントを頂きました。
 sono3様ありがとう御座いました。

0.目次


1.準備物
2.対象
3.分解手順
4.組み立て手順
5.まとめ

1.準備物


 ・増設用メモリ
  私の場合、今回は以下の製品でテストしました。
  Transcend ノートPC用メモリ PC3L-12800 DDR3L 1600 8GB×2 1.35V(低電圧) - 1.5V 両対応 204pin SO-DIMM kit (無期限保証) TS1600KWSH-16GK

 ・プラスドライバー(#0、#1)等
  ※ドライバーの先端を磁器化しておくと便利です。
   ○X200分解時に使用した精密ドライバーと着磁器
   

  この製品は、ドライバの先に磁力を付けたり取ったりする製品です。
  今回の様に、本体内部でネジを触る場合に非常に便利です。

  参考商品:TRUSCO マグキャッチ 着磁・脱磁器 TMC8
  参考記事:【PC】x200の画面表示不良を仮復旧させる

 ・本体大のクリーニンスクロス等(出来れば)
  ※本体の下や液晶とキーボードの間に挟む事により、キズ等を防止出来ます。


2.対象


○対象
メーカ NEC
機種(ベース) VK26M/B-F
名称 VersaPro UltraLite タイプVB
詳細機種 PC-VK26MBZCF
CPU i5-3320M
サイズ B5サイズの12.1インチ液晶モデル
備考 ・無線LAN搭載
・指紋認証非搭載
・光学ドライブ無し
※VK27M/B-Gも同様の手順で実施出来たとの情報を頂きました。
尚、同時期の以下の別型番モデルでも可能と思われます。

○別型番モデル(2012/10/22発売でVK26M/B-Fと同時期発売の下位版)
機種(ベース) 詳細型番 備考
VK15E/B-F PC-VK15EBZ** VK26M/B-FのCeleron(887)モデル
※詳細型番最後の**は購入時のOSやフリーセレクション等の構成により可変

○別型番モデル(2013/05/09発売でVK26M/B-Fの後継)
機種(ベース) 詳細型番 備考
VK27M/B-G PC-VK27MBZ** CPU:i5-3340M
VK15E/B-G PC-VK15EBZ** VK27M/B-GのCeleron(1007U)モデル
※詳細型番最後の**は購入時のOSやフリーセレクション等の構成により可変

○参考記事
 ・【ジャンク】4,999円で購入のNECノートPC(PC-VK26MBZCF)
 ・【ジャンク】4,999円で購入のNECノートPC(PC-VK26MBZCF)(その2)

○特記事項
 ・今回の記事から、カテゴリ「ジャンク」より、「PC(ハード)」に変っております。
 ・本作業では便宜上、2つあるメモリスロットの呼び方を次の通りとしています。
   メモリスロット1:背面メモリスロット内にあるスロット
   メモリスロット2:分解しないといけないスロット

ではいよいよ作業に取り掛かります。

3.分解手順


1)ACアダプターやマウス等のケーブル類、バッテリーを外し背面にします。
 天板等のキズ防止の為、クロス等を本体下やキーボードと液晶の間に敷くと良いでしょう。
 尚、画像に色付きで●・▲・★・□等の記号がありますが作業対象のネジです。

 ○背面
 

2)机の足や棚等の金属部に触れ、静電気を除去します。
3)HDDスロットのネジ(緑▲)2本を外し、HDDを取り出します。
 この時、HDD及び接続しているフラットケーブルを折ったり無理に曲げたりしないように取り扱いに注意しましょう。

 ○背面
 

 ○HDDスロット
 

4)光学ドライブ固定用のネジ(黄□)を外し、光学ドライブダミー(又は光学ドライブ)を取り外します。(光学ドライブ又はダミーを引き抜きます。)
 又、PCカードダミーも取り外します。(PCカードスロットは光学ドライブ側の下(裏向き時)にあります。)

 ○背面
 

 ○光学ドライブダミー及びPCカードダミー
 

5)本体背面のネジ(赤★及び赤●合計14本)を取り外します。
 ネジが硬い場合がありますので、ネジの頭をナメさせないように慎重にして下さい。
 又、このうち赤★のネジ(2本)の長さが少し違いましたので、判るようにしておくと良いでしょう。

 ○背面
 

6)HDDスロット内にあるピンク●のネジ(3本)を取り外します。

 ○HDDスロット内ネジの外し方
 

7)光学ドライブ部の枠部にあるピンク●のネジ(2本)を取り外します。

 ○光学ドライブ部内ネジの外し方
 

8)ゆっくり機器を逆さにして置いてから本体を開きます。
 この時、逆さにしながら本体を開くとパームレスト部が取れる事がありますので置いてから開いて下さい。

 ○本体
 

9)パームレスト部の両端上端赤■部分(左:PCカードスロット、右:アナログVGA端子付近)の2箇所で両手で挟んでゆっくり手前に持ち上げます。
 ※タッチパッドのフラットケーブルがあるので注意して下さい。
 パームレスト部が本体から外れたら、そのまま少し下に移動させます。
 次の作業の為、フラットケーブルの接続先の場所を空けて置きます。

 ○パームレスト部分解方法
 
 
10)オレンジ色の保護シールを取り、タッチパッドのフラットケーブルを外します。
 尚、フラットケーブルの外し方ですが、黒色部のロックを90度上に持ち上げると解除出来ます。
 ロック解除後、フラットケーブルを抜きパームレスト部を外します。

 ○フラットケーブル説明
 

 ○フラットケーブル部の手順詳細
 
 ※組み立て時は逆の手順で行います。

 ○パームレスト部フラットケーブル解説
 

 ○パームレストを外したところ
   

11)キーボートのフラットケーブルを取り外します。
  こちらもオレンジ色の保護シールを取った後に行ってください。
  尚、当方の機器では指紋認証ユニットはついていませんが、基板には指紋認証ユニット用と思われる場所もあります。
  そこにケーブルが接続されている場合は、同様の手順で外して下さい。
 (※指紋認証ユニットが装着されている方の情報をお待ちしています。)
 →2018/11/01 追記 やはり指紋認証ユニットとの情報を頂きました。
           Eason様、貴重な情報ありがとうございました。

  又、キーボードのフラットケーブルはまだ完全に抜かなくて結構です。 

 ○キーボードのフラットケーブルロックを外した後(及び指紋認証ユニットの接続場所)
 
12)本体右下側にあるサブ基板(各種ランプやPCカード等)と接続されているフラットケーブルを外します。
 ワッカ部に指を入れ、ゆっくり上にひっぱり上げてください。

 ○サブ基板フラットケーブル説明
 

13)上記12)で外したフラットケーブルを折らないように注意しながら少しだけ曲げ、
 右下側にあるサブ基板にあるピンク●のネジ(3本)を取り外します。
(フラットケーブルを折り曲げ過ぎると、ケーブルを損傷させる恐れがあります。
御注意下さい。)

 ○サブ基板ネジの外し方
   

14)本体キーボード部の外装両端を持ち、キーボードのフラットケーブルに注意しながらゆっくりと持ち上げます。
 尚、キーボード部を外すと、液晶部の方が重くなるので本体が動きますので注意下さい。

 ○本体正面外し方
 

15)システムボードが現れます。
 その中央上部にメモリスロット2があります。
 これで、メモリを追加・交換が出来ます。

 ○システムボード部
 

 ○メモリスロット2へのメモリ装着後
 

以上で分解作業は終了です。

 尚、CPUFAN等を外すにはさらに分解しないといけないですが、それはまた機会があれば実施予定です。

4.組み立て手順


1)分解手順を逆にしていけば組み立てられます。
 組み立て時の注意点はタッチパッドやキーボードのフラットケーブルの長さがギリギリなので付け難い事です。
 フラットケーブルは奥まで挿して下さい。
 又、本体キーボード部を取り付ける際には、先にフラットケーブルの先を端子に合わせてからの方がやりやすかったです。

2)もしメモリスロット1のメモリの交換がまだでしたら交換して下さい。

 ○メモリスロット1へのメモリ装着例
 

3)組み立てが完了したら、動作確認を実施します。
3.動作確認
 BIOS上で無事、16GB(1600MHz)を認識しています。

○BIOS確認

5.まとめ



作業時のネジの多さやフラットケーブル等の扱い(特に折り曲げ過ぎない)に注意しながらなので、面倒な事は変りませんが、手順や注意点が判れば決して難しいものではありません。
むしろこの機種はキーボード交換の方が非常に面倒なようです。
あせらずゆっくり確実に作業しましょう。



○更新履歴
2017/12/26 一部の画像と説明文が合っていないのを修正
2018/01/07 誤字・脱字等の修正
2018/01/20 CPUFANまでの分解記事とのリンクを追加
      VK27M/B-G等の情報を追加しました。
2018/02/25 レイアウトの崩れを修正
2018/11/01 指紋認証ユニットに関する情報を追加

以上
 
タグもどき: NEC PC-VK26MBZCF VK26M/B-F VersaPro メモリ増設 解説 分解
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