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one's way

個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

CPLフィルターを中華アクションカメラで試す

最終更新:2017/12/14

こんばんは。
久しぶりにアクセサリ系の話題です。
今回は、中華アクションカメラでCPLフィルターの効果を試してみました。


CPLフィルターとは円偏光フィルタの事で、反射光をカットするフィルタです。
釣りや運転時のサングラス等にも利用されおり、光の反射で見えにくくなっているものを見やすくしたり、青空や雲をはっきりと映す効果もあるそうです。
サングラスの偏光膜部分は固定ですが、この製品はレンズ部分を回転して効果を調整出来るという事で、実際に試してみた話です。



0.目次


1.解説
2.評価
3.総評

1.解説


今回もamazonで購入しました。
正式製品名は、「【ノーブランド 品】37mm CPL 偏光レンズ フィルター Gopro Hero3+ / Hero3 用 」で、中国からの郵便で到着期間は約2週間でしたが・・・今回は罠がありました。
実は、送付先情報が郵便番号と電話番号しか記載しておらず、郵便局から留守電が入っていました。
ただ、仕事の関係で折り返しが出来なくて、あやうく宛先不明で返送されるところでした。
(カンベンして欲しいです。。)



というわけでまずは製品チェックです。



梱包を開封すると、箱の中にはレンズだけでした。。
(説明書等はありません)
製品(上3つが今回の製品)はレンズカバー、フィルター部、マウント部と分かれ、マウント部は別の37mm径のフィルターも装着可能の模様です。
※下の2つは以前に購入したフィルタで、それぞれの記事にジャンプします。
 ・ノーブランドUVレンズフィルター
 ・NEEWER カメラプロテクティブレンズ

元の通り組み立てて、サイズの確認です。
サイズ(外形):39mm※最大


厚さ:15mm
ちょっと分厚いですよね。
厚みがあるとケラレが発生するので薄いほうが良いのですが・・。
サイズ(内径):23mm
テストで使用した中華アクションカメラ(Apeman A80)のレンズ部(21mm)では加工(詰め物)をしないと落ちてしまいます。

使い方が全く不明でしたので、何か情報が無いかを検索したところ、アクションカメラではありませんが、普通のカメラの方での使用方法がありました。

その際に参考にさせて頂いたサイトです。
デジタルカメラ レンズフィルター 初級講座
デジカメ入門☆使い方・使いこなし&撮影テクニック教室

厳密にはCPLとPLでは違いがあるみたいなのですが、フォーカス調整出来ない広角なアクションカメラではCPLを選んでおけばよいみたいです。

使用方法は、ローレットと呼ばれるすべり止めの部分を抑えながら、その前の偏光膜部分を回して、効果具合を調整します。(フィルター部は360度回転)
尚、効果の効きは90度単位だそうです。
(180度で最小ー最大ー最小となる)

2.評価


では、実際アクションカメラ(Apeman A80)に装着して撮影してみた結果です。


撮影時の環境(設定)は次の通りです。
○撮影時の環境(設定)
解像度 :1080p(60fps)
WDR :OFF
W/B     :オート
天候 :晴れ時々曇り


装着後、撮影中に偏光膜部分を回転させ、効果の確認がわかりそうな部分のスクリーンショットを取得しました。
尚、厚みがあるので装着するとケラレが発生しています。

●順光(太陽がやや後方での撮影)
○効果最小
反射して水中等が見えにくいと思います。


○効果最大
水中が多少見えていると思います。



●逆光(太陽が左前面での撮影)
○効果最小
水中も少し見えますが、暗い感じです。
 

○効果最大
水中もはっきりと見えています。


尚、効果を最大に発揮するには、被写体と太陽の位置(順光、逆光)や角度(太陽に対して90度?)や設定(露出設定)等も考慮する必要があるようで中々扱いが難しい製品です。
どうやら、真順光や真逆行でも効果が無い様です。

更に液晶が小さいアクションカメラでは、効果の確認がし辛くコツを掴むまでには時間が掛かりそうです。(なれると2インチの画面でもなんとなく判るようになりますが・・・)

又、今回掲載しておりませんが、空や雲もはっきりと出来るみたいなのですが、上で上げた太陽の位置や角度、設定不足か旨くいきませんでした。
他の注意点としては、フィルターを装着すると暗くなるのでシャッタースピードが低下します。
その結果、60fpsで撮影しているのに30fpsに落ちている等もありえますのでご注意を。

今回は時間の関係で断念しましたが、このあたりは今後使っていってうまく行ったら情報を追加したいと思います。

3.総評


○良い点
・安いのでお手軽に試せて、水面の反射には効果が確認出来る。
○悪い点
・大きくて、重いので固定での使用が中心になる
・説明書等が一切なく、使用方法を自分で調べないと判らなかった。
 (CPLフィルタの効果や順光、逆光や角度も含めて)
・使用する機種によってはケラレが発生する。(Apeman A80でケラレを確認)
・偏光膜部分の枠に効果の確認出来る90度毎に線等があれば良かった。
・発送時住所・氏名の記載が無かった(郵便番号と電話番号のみであやうくあて先不明で返送されるところだった。
・装着時はシャッタースピードが低下する。
という事で扱いが難しい製品ですが、安いのでちょっと試すには面白い製品でした。
(後は住所等をちゃんと書いておいてくれてれば・・・)

以上


○更新履歴
2017/08/14 情報追加
2017/12/14 タグ修正

タグもどき: 中華アクションカメラ APEMAN A80 レンズフィルタ カメラアクセサリ
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