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【Windows11】Windows10からWindows11へのアップグレードについて

最終更新日:2021/08/12

最近、ネット上の一部で話題になっている、Microsoftのwindows11についての個人的な備忘録です。

0.目次


1.Windows11について
2.アップグレード可能かの確認方法
2-1)(互換性確認)アプリの実行方法
3.当方所有PCでの確認結果
4.その他
4-1)DirectXやWDDMのバージョン確認方法
4-2)x240でのTPMバージョン変更方法(1.2⇔2.0)
5.まとめ

1.Windows11について


〇Windows11公式情報
[外部サイト]Windows11公式情報(マイクロソフト社)

〇リリースについて
正式リリースは2021年後半頃との事ですが、Windows Insider Programでは近日中に公開される予定
尚、Windows10からは無料でアップグレードが可能との事

〇Windows 10 のシステム要件
要件は以下の通り
項目 要件 備考
CPU 1  (GHz) 以上で 2 コア以上の
64 ビット互換プロセッサ
または System on a Chip (SoC)
CPUの詳細は
公式情報を確認
RAM 4  (GB)以上
ストレージ 64 GB 以上
システム ファームウェア UEFI、セキュア ブート対応
TPM 2.0以上
グラフィック DirectX 12 以上
(WDDM 2.0 ドライバー) に対応
ディスプレイ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの
高解像度 (720p)
その他 インターネット接続と Microsoft アカウント
※Home以下の場合

〇CPUについての補足
要件では簡単に書かれていますが、詳細を確認するとIntel Core系は第8世代(Coffee Lake)以降の模様です。
AMD系は2500系以降?で、当方の所持しているLenovo M75q-1 TinyのCPU(Ryzen5 3400GE)も対応している感じです。


2.アップグレード可能かの確認方法



Windows11にアップグレード出来るか否かについては、マイクロソフトから公開されている(互換性確認)アプリで確認出来ます。
※あくまで仕様に基づいた確認の模様で、実際にはアップグレード可能と判定されても出来ない場合や、その逆の可能性もあります。
※PC Health Checkアプリ等とも呼ぶ模様です

2-1)(互換性確認)アプリの実行方法

①以下のサイトにアクセスし、ページ終盤にある「リリースに向けて」内の「互換性の確認」にある"アプリをダウンロード"をクリックし、ファイルを保存する。
ファイル名:WindowsPCHealthCheckSetup.msi

〇ダウンロード先
[外部サイト]Windows11公式情報(マイクロソフト社)

②ダウンロードしたファイルを実行し、アプリをインストールします。
※ウィザード形式ですのでそのまま説明に従います

※※2021/06/30 追記
2021/06/30現在、このツールの公開が停止されている模様です。


③実行後、PCの正常性の概要画面が表示されますので、”今すぐチェック”をクリックすると、結果が確認出来ます。、



例1)アップグレード不可能な場合の表示例


例2)アップグレード可能な場合の表示例


尚、ここでアップグレード不可能と出ても、実際にはアップグレード(新規インストール?)出来る場合や、その逆の可能性もあるので人柱様の情報を待ちましょう!
(当方も出来ればと・・思っています)
ちなみにアップグレード不可能と出た場合ですが、詳細を確認してもドコ(例えばCPU要件を満たしていない・・等)がとかの情報は判りません。。。(不親切です・・)



3.当方所有PCでの確認結果


まだ全てで確認出来ていないですが、以下の通りです。

〇互換性プログラム実行結果
メーカー 機種 OS CPU 結果 注意点 備考
Lenovo X240(i5) Win10(Pro) Intel i5 4300U   ✖ BIOSはレガシー x240iではOKの模様
(詳細は後述)
Lenovo M75q-1 Tiny Win10(Home) AMD Ryzen3400GE   〇 BIOSはUEFI
 東芝 R73/B Win10(Pro) Intel i5 6200U   ✖ BIOSはUEFI
 
今のところ、すんなり行きそうなのはLenovo M75q-1 Tinyだけでしょうか・・?
まぁ、アップグレードできなくても、新規インストールが出来るかも知れませんしね。

※※2021/08/12 追記
本記事を読まれたなかじま様より、コメントでx240sでのWindows11化に成功したとの情報を頂きました。
(BIOSはUEFI、TPM2.0での状態)

4.その他


4-1)DirectXやWDDMのバージョン確認方法

"DXDIAG"で確認出来る。
尚、DirectxはDXDIAG実行後の「システム」タブから、WDDMのバージョンはDXDIAGの「ディスプレイ」タブの「ドライバー」内の「ドライバーモデル」で確認可能。
※DXDIAGは”ファイル名を指定して実行”からコマンド入力

4-2)x240でのTPMバージョン変更方法(1.2⇔2.0)

コメントで情報を頂きましたが、x240sはTPMを2.0に設定可能です。
無印のx240もBIOSで項目があるので、実際にテストすれば良いだけなのですが、モバイル時のメインPCとしているので検証出来ていない状態です。

とりあえず、後日に備えての設定変更可能な場所の情報です。

〇条件
・BIOSは以下のバージョンで確認
 →GIET99WW(2.49) 2020-03-17
 尚、設定変更時にワーニングメッセージが出ますので、内容を確認してから自己責任で実施して下さい!
 当方は一切を持ちません!!

〇手順(※BIOSはレガシー状態での操作手順)

①BIOSに入る

②「Security」タブ内の「Security Chip」を選択

③”Security Chip Selection”で選択可能な項目でTPMのバージョンが変わる
 ※値を変更する際に、Warningメッセージが出力します!
TPM
バージョン
BIOSでの項目 備考
1.2 Discrete TPM
2.0 Intel PTT




5.まとめ


正直、Windows11がどの様な感じなのかも実際に使って見なければ判りませんが、余計な機能(先日の天気とか・・)や強制UPDATE等が無ければ良いのですがね・・。
後は、色々接続等をしていると、ドライバー等(署名)の関係も気になるところです・・。

以上

〇更新履歴
2021/06/25 初版
2021/06/30 ツールの公開が一時停止されている情報を追加
2021/08/12 x240iでの情報等を追記(ナカジマ様から情報提供)


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