【Windows11】Windows10からWindows11へのアップグレードについて
最近、ネット上の一部で話題になっている、Microsoftのwindows11についての個人的な備忘録です。
0.目次
1.Windows11について
2.アップグレード可能かの確認方法
2-1)(互換性確認)アプリの実行方法
3.当方所有PCでの確認結果
4.その他
4-1)DirectXやWDDMのバージョン確認方法
4-2)x240でのTPMバージョン変更方法(1.2⇔2.0)
5.まとめ
1.Windows11について
〇Windows11公式情報
・[外部サイト]Windows11公式情報(マイクロソフト社)
〇リリースについて
正式リリースは2021年後半頃との事ですが、Windows Insider Programでは近日中に公開される予定
尚、Windows10からは無料でアップグレードが可能との事
〇Windows 10 のシステム要件
要件は以下の通り
項目 | 要件 | 備考 |
CPU | 1 (GHz) 以上で 2 コア以上の 64 ビット互換プロセッサ または System on a Chip (SoC) |
CPUの詳細は 公式情報を確認 |
RAM | 4 (GB)以上 | |
ストレージ | 64 GB 以上 | |
システム ファームウェア | UEFI、セキュア ブート対応 | |
TPM | 2.0以上 | |
グラフィック | DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応 |
|
ディスプレイ | 9 インチ以上で 8 ビット カラーの 高解像度 (720p) |
|
その他 | インターネット接続と Microsoft アカウント ※Home以下の場合 |
〇CPUについての補足
要件では簡単に書かれていますが、詳細を確認するとIntel Core系は第8世代(Coffee Lake)以降の模様です。
AMD系は2500系以降?で、当方の所持しているLenovo M75q-1 TinyのCPU(Ryzen5 3400GE)も対応している感じです。
2.アップグレード可能かの確認方法
Windows11にアップグレード出来るか否かについては、マイクロソフトから公開されている(互換性確認)アプリで確認出来ます。
※あくまで仕様に基づいた確認の模様で、実際にはアップグレード可能と判定されても出来ない場合や、その逆の可能性もあります。
※PC Health Checkアプリ等とも呼ぶ模様です
2-1)(互換性確認)アプリの実行方法
①以下のサイトにアクセスし、ページ終盤にある「リリースに向けて」内の「互換性の確認」にある"アプリをダウンロード"をクリックし、ファイルを保存する。ファイル名:WindowsPCHealthCheckSetup.msi
〇ダウンロード先
・[外部サイト]Windows11公式情報(マイクロソフト社)
②ダウンロードしたファイルを実行し、アプリをインストールします。
※ウィザード形式ですのでそのまま説明に従います
※※2021/06/30 追記
2021/06/30現在、このツールの公開が停止されている模様です。
③実行後、PCの正常性の概要画面が表示されますので、”今すぐチェック”をクリックすると、結果が確認出来ます。、
例1)アップグレード不可能な場合の表示例
例2)アップグレード可能な場合の表示例
尚、ここでアップグレード不可能と出ても、実際にはアップグレード(新規インストール?)出来る場合や、その逆の可能性もあるので人柱様の情報を待ちましょう!
(当方も出来ればと・・思っています)
ちなみにアップグレード不可能と出た場合ですが、詳細を確認してもドコ(例えばCPU要件を満たしていない・・等)がとかの情報は判りません。。。(不親切です・・)
3.当方所有PCでの確認結果
まだ全てで確認出来ていないですが、以下の通りです。
〇互換性プログラム実行結果
メーカー | 機種 | OS | CPU | 結果 | 注意点 | 備考 |
Lenovo | X240(i5) | Win10(Pro) | Intel i5 4300U | ✖ | BIOSはレガシー | x240iではOKの模様 (詳細は後述) |
Lenovo | M75q-1 Tiny | Win10(Home) | AMD Ryzen3400GE | 〇 | BIOSはUEFI | |
東芝 | R73/B | Win10(Pro) | Intel i5 6200U | ✖ | BIOSはUEFI | |
まぁ、アップグレードできなくても、新規インストールが出来るかも知れませんしね。
※※2021/08/12 追記
本記事を読まれたなかじま様より、コメントでx240sでのWindows11化に成功したとの情報を頂きました。
(BIOSはUEFI、TPM2.0での状態)
4.その他
4-1)DirectXやWDDMのバージョン確認方法
"DXDIAG"で確認出来る。尚、DirectxはDXDIAG実行後の「システム」タブから、WDDMのバージョンはDXDIAGの「ディスプレイ」タブの「ドライバー」内の「ドライバーモデル」で確認可能。
※DXDIAGは”ファイル名を指定して実行”からコマンド入力
4-2)x240でのTPMバージョン変更方法(1.2⇔2.0)
コメントで情報を頂きましたが、x240sはTPMを2.0に設定可能です。無印のx240もBIOSで項目があるので、実際にテストすれば良いだけなのですが、モバイル時のメインPCとしているので検証出来ていない状態です。
とりあえず、後日に備えての設定変更可能な場所の情報です。
〇条件
・BIOSは以下のバージョンで確認
→GIET99WW(2.49) 2020-03-17
尚、設定変更時にワーニングメッセージが出ますので、内容を確認してから自己責任で実施して下さい!
当方は一切を持ちません!!
〇手順(※BIOSはレガシー状態での操作手順)
①BIOSに入る
②「Security」タブ内の「Security Chip」を選択
③”Security Chip Selection”で選択可能な項目でTPMのバージョンが変わる
※値を変更する際に、Warningメッセージが出力します!
TPM バージョン |
BIOSでの項目 | 備考 |
1.2 | Discrete TPM | |
2.0 | Intel PTT |
5.まとめ
正直、Windows11がどの様な感じなのかも実際に使って見なければ判りませんが、余計な機能(先日の天気とか・・)や強制UPDATE等が無ければ良いのですがね・・。
後は、色々接続等をしていると、ドライバー等(署名)の関係も気になるところです・・。
以上
〇更新履歴
2021/06/25 初版
2021/06/30 ツールの公開が一時停止されている情報を追加
2021/08/12 x240iでの情報等を追記(ナカジマ様から情報提供)
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