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個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

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【ジャンク】TOSHIBA Dynabook R73/B(PR73BEAA14CAD81)を入手

最終更新日:2021/06/30

久しぶりのジャンクハンターネタです。
といってもコロナ禍で緊急事態宣言が出ているので日本橋での徘徊では無く、今回も通販で入手しました。
実は今月の初めに入手はしていたのですが、別件で色々あって記事の作成が追い付かずに今になっています・・。


と、グチってしょうがないので進めていきます。
今回のブツはこちら「TOSHIBA Dynabook R73/B(PR73BEAA14CAD81)」です。

〇今回のジャンクノートPC



型番?から企業向け(官公庁?)なのですが、何故か型番検索しても製品情報ページがは出てこない(アジアモデル?)のです・・。
※カスタマイズモデルの可能性も有りますが・・

今回は、そんな入手した品を確認したところで、色々罠があった内容です。

0.目次


1.仕様等確認
1-1)仕様等確認
1-2)本体確認
1-3)ACアダプター
1-4)バッテリー
2.内部の確認
2-1)本体分解手順
2-2)各部説明
3.まとめ


1.仕様等確認


※カスタマイズモデルの可能性もあるので仕様は異なる場合があります。

1-1)仕様確認

まずは仕様と実機のチェックです。
※ジャンク品の為、不具合等の情報は販売店からの内容

〇仕様等
項目 内容
メーカー TOSHIBA
型番 PR73BEAA14CAD81
CPU Core i5-2.3GHz (6200U)※Skylake
MEM 4GB(スロット2つで空き1)
DISK 128GB(SSD)
グラフィック HD Graphics 520
解像度 1366x768
OS Windows10 Pro
N/W 有線:Intel L219-V
無線:Intel AC8260(802.11ac)
備考 商品説明に「キーボードの一部にキー外れや
文字テカリ、画面に傷、WEBカメラが不調」等の記載

その他
・TPMバージョン:1.2

まぁ、キーボード系の問題は交換用のキーボードが入手出来れば何とかなりますし、
WEBカメラの不調も使わなければ問題なし。
一番気になるところはディスプレイに傷の表記ですが、とりあえず購入する事にしました。

※※2021/06//30 追記
現在、話題になっているWindows11についての要件と比較してみました。
現在のところ、CPUの対象外だけで無く、TPMも1.2でNG判定です。



と言うことで、実機の確認で、まずは外観から・・

1-2)本体確認

①同梱品
本体とバッテリー、ACアダプターの3つです。

②キーボード部
テープで止まっている"T"キーの爪が変な様です。
後は、テカリ等ですね。

〇キーボード部の様子


面白いのはタッチパッド部の隅に機能が割り当てられてます。
※黄色〇部分

③液晶部
カメラのカバー?ぽいのが有りません
尚、画面に傷とありましたが、確認しても見当たりませんでした。


④底面
メモリスロットの様な物は一切無く、メモリ交換(増設)やDISK交換には全でのネジを外す必要があります。


⑤左側面
各種端子がありますが、当方の固体は光学ドライブレスモデルの為、光学ドライブはありません。
又、NEC VersaProの様な、ダミーベゼルもありません。


⑥正面
SDカードスロットの他、各種LEDランプがありました。
正直、最初は気が付かないのと、気が付いてからも一々覗かないといけない面倒な場所にあります。
(なぜ、こんなところにLEDを付けたのか・・・)



⑦右側面
左同様に各種端子や通風孔があります。

1-3)ACアダプター

型番等は以下の通りです。
製品番号:ADP-45YD
型番:PA5177U-1ACA
仕様:19V/2.37A

1-4)バッテリー

正直文字が見えにくいので検索した内容です・・・。
(もう少し見やすくして欲しいです・・。)
型番:PABAS283
仕様:14.5V/2000mA




2.内部の確認


とりあえず、メモリが4GBなのでまずは8GB化に・・
(最終的には16GBにしたいですが・・)

2-1)本体分解手順

警告!:本内容は保証外行為の可能性があります。 又、操作を誤ると機器を使用不能や作業者の怪我等が発生する可能性もありますので、実施については自己責任でお願いします ...


①電源OFFを確認後、ACアダプターケーブルとバッテリーを取り外します。

②本体を底面にし、見えるネジを全て外します。
尚、ネジですが手前(SDスロットのある方)4つのネジは、残りのネジと比較して短いです。



③全てのネジを外したら、左右の隙間等から爪等を滑らせ、両手で持ちあげると外れます。

〇裏蓋を開けたところ


2-2)各部説明

各部を確認した内容です。

①メモリスロット
メモリはSO-DIMM DDR3L 12800対応で、スロット数は2本です。
ちなみに右側がスロットA,左側がスロットBの模様です。

〇メモリスロットの様子


②無線LANカード
Intel 8260NGW(M.2(A/E:2230))で、8082.11ac対応(867MHz)とBT4.2が利用出来ます。

〇搭載されていた無線LANカード


③DISKベイ
当方の固体はSSDモデルだったので、てっきり2.5'SSDかと思ったら違ってました・・。
どうやらM.2(SATA)タイプのSSDで、型番はTHNSNK128GVN8と言う物が搭載されていました・・。

又、SSDに接続されているケーブルも特殊で、調査した結果、HDDを使用したい場合は、別のケーブルが必要な模様です。
2.5'のHDDやSSD自体は、ケーブルがあれば、綺麗に収まる模様なのですが、何故、こんな仕様にしたのか・・

〇DISKベイの様子(その1)(M.2SSD(SATA)モデルの場合)


〇DISKベイの様子(その2)(2.5'HDDとの比較)


〇M.2 SSD(SATA)用ケースとケーブルの様子(表面)


〇M.2 SSD(SATA)用ケースとケーブルの様子(裏面)


〇本体DISKベイの様子

※中央上部の端子にDISK用ケーブル(当方の場合、M.2SATASSD)が接続される

④CMOSバッテリー
刻印等は無く、詳細は現時点では不明です。。


⑤光学ドライブスロット
こちらは普通の光学ドライブ用のSATA端子でした。
先人の方の知恵によると、ベゼルを外したケースが綺麗に収まるらしい・・です。
(現在、商品の到着待ち中・・)

※画像は使いまわしですが、画像右中央部

⑦UEFI(BIOS)画面
何故か英語とフランス語だけで日本語はありませんでした。。
設定項目も面白そうな物は無く一寸残念・・。
ちなみにBIOSへの入りかはは2通りの模様



〇BIOSの入り方
方法1)直接の入り方
①電源を入れた際に表示されるDynabookロゴの際に「F2」キーを連打

方法2)スタートアップ選択後に入る入り方
①電源を入れた際に表示されるDynabookの際に「F12」キーを連打
②Boot Menu画面が表示されるので、「Enter Setup」を選択


3.まとめ


本機種の場合なのか?、東芝系がこうなのかは不明ですが、DISK用ケーブルが特殊なのが困りました・・。
2.5'タイプなら、SSDもHDDも使えるのがあるのと、NVMEなら1本使えるのがあるのに・・。

もし、同様に入手を計画された場合は、この辺りを確認しないと、後から出費を伴う事になるでしょう・・。
(まぁ、液晶に問題が無さそうなのは朗報でしたが・・)

後、Windows10で使用する場合は、基本MSのドライバーで行ける感じですが、
DynabookセッテイングとTOSHIBA ファンクションキーと言うアプリは入れた方が良いです。
詳細は後日に出来ればと思いますが、前者はバッテリーの充電量を80%に設定が可能なのと、後者はタッチパッドの機能等で利用します。

とりあえず、幾つかの交換部品は発注済みなのですがそれは後日に・・。
やりたいことは色々あるのですけどね・・。

以上
○更新履歴
2021/06/26 初版
2021/06/30 TPMのバージョンについて情報を追記




タグもどき:東芝 Dynabook R73/B ジャンク
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