【ジャンク】Dell Latitude 7280を入手
Blogの更新自体すっかり出来ていない状態だったのですが、久々のジャンクハンターネタです。
今回のブツはこちら「Dell Latitude 7280」です。
〇今回のジャンクノートPC
元々、ジャンクで訳アリ製品だったのですが、色々問題のある固体だった話です。
ちなみにお値段は樋口さん1枚でした。
0.目次
1.仕様等確認
1-1)仕様確認
1-2)本体確認
1-3)ACアダプター
1-4)バッテリー
2.内部の確認
2-1)本体分解手順
2-2)各部説明
2-3)起動確認
3.OSのリカバリー
3-1)OSのリカバリー
3-2)OS再インストール後の確認
4.まとめ
1.仕様等確認
※カスタマイズモデルの可能性もあるので仕様は異なる場合があります。
1-1)仕様確認
まずは仕様と実機のチェックです。※ジャンク品の為、不具合等の情報は販売店からの内容
〇仕様等
項目 | 内容 |
メーカー | Dell |
型番 | Latitude 7280 |
CPU | Core i5-2.3GHz (6200U)※Skylake |
MEM | 8GB(スロット1つで空き0) |
DISK | 無し |
グラフィック | HD Graphics 520 |
解像度 | 1920x1080 |
OS | 無し |
N/W(有線) | ※後日確認 |
N/W(無線) | Intel 8260NGW(802.11AC) |
備考 | 起動はするが動作が遅い為、DISKやOS無し バッテリー劣化の為無し タッチパッドの左クリックが効かない ACアダプターの一部に被膜破れ有り |
・TPMバージョン:1.2
不具合の状況から、現物の状況を確認してみてから今後の使い道を判断しようと思い購入しました。
と言うことで、実機の確認で、まずは外観から・・
1-2)本体確認
①外観多少のキズや汚れはありました。
又、底面のゴム足等が無いのと、ネジ穴が幾つか舐めているのがありました。
〇天板の様子
〇底面の様子
②キーボード及び液晶部
多少の使用感はありましたが、一応は大丈夫な感じでした。
〇キーボード及び液晶部の様子
③底面
メモリスロットの様な物は一切無く、メモリ交換やDISK交換には全でのネジを外す必要があります。
④左側面
奥から、電源(ACアダプター)・USB TYPE-C・HDMI・USB TYPE-A端子が各1個ずつありました。
⑤正面
右端にバッテリー状況LEDが1つあるだけでした。
⑥右側面
奥から、LAN・USB TYPE-A・MicroSD・SIM・オーディオ端子が各1個ずつありました。
1-3)ACアダプター
型番等は以下の通りです。製品: LA65NM130
仕様:19.5V 3.34A
〇ACアダプターの様子
1-4)バッテリー
当方の固体はバッテリーがありませんでしたが、どうやら3セルと4セルの2種類があるみたいですね。詳細は後日追記出来ればと思います。
〇
型番:
仕様:
2.内部の確認
次は内部の確認です。
2-1)本体分解手順
警告!:本内容は保証外行為の可能性があります。 又、操作を誤ると機器を使用不能や作業者の怪我等が発生する可能性もありますので、実施については自己責任でお願いします ...Dellの手順は、以下にオーナーズマニュアルがあるので、そちらを参照しながらの方が良いと思います。
(といっても、裏蓋を開けるだけで良いのですが・・)
・"(外部サイト)Dell Latitude 7280 オーナーズマニュアル
〇手順
①電源OFFを確認後、ACアダプターケーブルを取り外します。
②本体を底面にし、見えるネジを全て外します。
③全てのネジを外したら、左SIMスロットの隙間から爪等を滑らせ、両手で持ちあげると外れます。
(但し、当方の固体はネジ穴が一部舐めていて開けるのに苦労しました・・)
〇裏蓋を開けたところ
2-2)各部説明
各部を確認した内容です。①メモリスロット
メモリスロットは上部中央付近にあり、対応メモリーはSO-DIMM DDR4 19200、スロット数は1本です。
尚、当方の固体にはSK Hynix製のメモリーが入っていました。
〇メモリスロットの様子
〇メモリーの反対側
②無線LANカード
Intel 8260NGW(M.2(A/E:2230))で、8082.11ac対応(867MHz)とBT4.2が利用出来ます。
〇搭載されていた無線LANカード
③DISKベイ
仕様ではM.2とSATAとあったので、合計2台載せられるのかと思ったのですが違ってました。
とりあえず、手持ちのM.2SSDを装着してみました。
〇M.2 SSDを装着させる場所
〇M.2 SSDを装着した様子(256GB)
④CMOSバッテリー
本体左下側にありました。
尚、詳細は現時点では不明です。
⑤タッチパッド(クリック部)
本体手前にあり、ネジを2か所外せば簡単にとれました。
尚、当方のは左側が効きませんでした。
〇タッチパッド(クリック部)の様子
2-3)起動確認
①UEFI(BIOS)画面〇BIOSの入り方
方法1)直接の入り方
・電源を入れた際に表示されるDELLロゴの際に「F2」キーを連打
〇UEFI(BIOS)画面(その1)
〇UEFI(BIOS)画面(その2)※CPUやメモリー等の状態
〇UEFI(BIOS)画面(その3)※M.2 SSDの認識状態
3.OSのリカバリー
3-1)OSのリカバリー
少し前であればリカバリーCD等が必要でしたが、本機種はネット上からダウンロードが出来ました。但し、サービスタグIDが必要になりますが、以下のサイトにある手順でUSBメモリーを使用して作成する事が出来ました。
※ちなみにWindows10Pro64Bitで再インストールは出来ました
・"(外部サイト)Dellオペレーティング システムのリカバリー イメージをダウンロードして使用する方法"
3-2)OS再インストール後の確認
現時点で大丈夫だったのは、液晶画面ぐらいでしょうか・・?
冒頭にも記載したのですが、動作が遅くまだWindowsのセキュリティパッチが最新になっていない状態です。
原因は不明なのですが気になる点として、CPU-FANが回っていない事。
そこまで負荷がかかっていないのか?それとも故障で回っていなので熱暴走を防ぐ為に遅いのかはまだ不明です。
(パッチが終わらないと切り分けが出来ないので・・)
4.まとめ
現時点での認識具合は以下の通りです。
〇不良と思われる個所
・底面のネジ潰れ
・CPU-FAN?
・タッチパッド
・バッテリー
とりあえず、OSのパッチが当て終わらないと先に進めない状態ですので、現状は待ち状態です・・。
幾つか試したい事もあったのですがね・・。
以上
○更新履歴
2022/12/28 初版
タグもどき:Dell Latitude 7280 ジャンク
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