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個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

【NVR】XProtect Essential+ 2018 R3のインストールまとめ

最終更新日:2018/12/04

フリーNVRの検証記録第3段です。
と言っても、自分にあったフリーのNVRを試しながら差探していますので内容については徐々に追加となります。

今回はMilestone社製の XProtect Essential+について纏めた物です
本来であれば設定手順等も作成する予定だったのですが、思った以上に細かいのと、公式マニュアルを発見した為、インストールの方法と今のところはポイントや注意点等に特化したいと思います。
今回はその第1弾のインストール編です。

○XProtect Smart Clientの画面例


0)目次


1)製品概要
1.1)XProtectとは
1.2)制限と特徴
1.3)システム要件
1.4)公式マニュアルについて
1.5)IPカメラの対応状況について
1.6)注意点
1.6.1)アラーム機能について
1.6.2)モバイルサーバのポート開放について
2)検証環境
2.1)構成
2.2)ネットワーク図
3)導入
3.1)事前準備
3.1.1).Net 3.5 SP1及び.NET 4.7 の導入確認
3.2)ダウンロード
3.2.1)ファイルの説明
3.2.2)ダウンロード手順
3.3)XProtectインストール
3.3.1)XProtect(本体)インストール手順
3.3.2)XProtect Device Packインストール手順
4)クライアント

1)製品概要


1.1)XProtectとは

まず、「Milestone XProtect」等で検索すると、日本ではキャノンを初め、各企業の名前が出てくるNVRソフトです。
そんなベンダーが販売するソフトの1つのエディションが制限付きですが無料で利用出来ます。

・・・が、そのあたりの詳細が判りにくかったので纏めてみました。

尚、本記事の内容ですが、現在の現行バージョンである2018(R3)での記載です
又、エディションとしては8台までのIPカメラを無料で使用出来る「XProtect Essential+」となります。

という事で正式名称としては、XProtect Essential+ 2018(R3)(12.3a)を扱った記事になります。
※以下、XProtectは当記事では基本的に本バージョンを示します。

ちなみに本バージョンですが、冒頭に述べた通り公式の日本語マニュアルが幾つかありました。
但し、説明もSE向けで詳細で全てが画像付き言う訳ではないですが、基本はそちらを参考にして頂ければと思います。
今回の内容としては、基本的な手順や嵌った点等のまとめ(備忘録)です。
尚、Blogサーバの容量上、画像を一部使いまわししております。
又、画像はクリックで拡大しますので、必要に応じ拡大してご確認下さい。

1.2)制限と特徴

○XProtect Essential+の制限
・カメラの台数が8台まで
・シングルサイト(サーバが1台)構成のみ
・アラート機能は表示のみ(終了出来ない?)
・耐障害性や機密性機能(フェイルオーバーや映像のロック等)等が無い(上位のみ)
・サポート無し(頼みの綱はコミュニティサイト等)

○特徴
・PCからだけで無く、スマホからも無料で操作が可能
・コンソールが3種類(Management Client、Web Client、Mobile Client)ある
 ※それ以外にはサーバとして管理用がある

尚、エディション一覧(機能比較等)は以下のページを参照願います。

[外部サイト]:Milestone product index

1.3)システム要件

システム要件です。

先にポイント述べると、現行バージョンはWindows7では動きません・・・。
スペックはCoreiシリーズならなんとか・・な感じです。
後は、.NET Frameworkの3.5SP1と4.7を先にインストールする必要があります。

○要件
①サーバ(management server、Recording Server、Mobile Server、Mobile Server)
 ・OS:Windows 8.1Pro以上、Server 2012以上(64Bit)
 ・CPU:Core i3 or better
 ・MEM:8GB以上
 ・DISK:10GB以上
 ・N/W:100M以上
 ・.NET 3.5 SP1及び.NET 4.7 Framework以上が導入済み
 ・インターネットに接続可能な環境
 ・その他、ユーザ管理をOS上で行う場合は、ユーザの作成等が必要

②クライアント(Management Client)
 ・OS:Windows 8.1Pro以上、Server 2012以上(64Bit)
 ・CPU:Core i3 or better
 ・MEM:4GB以上
 ・DISK:1GB以上
 ・N/W:100M以上
 ・.NET 4.7 Framework以上が導入済み
 ・DirectX 11 以上
 ・インターネットに接続可能な環境

これ以外にはサーバ側でIIS(PWS)やSQLもありますが、インストール時に自動で追加されます。
※要件の詳細は以下のページを参照願います。
 [外部サイト]:Milestone product system requirements
 ※エディションとバージョンを選択すると要件が表示されます。

1.4)公式マニュアルについて

早速インストールと行きたいところなのですが、冒頭でも述べた通り日本語マニュアルが公開されています。
しかしながら検索で素直に出てこなかったので・・・公式マニュアルの入手手順です。

①以下のサイトにアクセスします。
 [外部サイト]:Download software

②「Download software」ページが表示されますので、次の内容を選択し「Fliter」をクリックします。
 


 Download location;Japan
 Product:XProtect Essntial+
 Type:Manuals and guides
  ※尚、Typeを次の様に変更すると次の物が表示されます。
   ・Software:プログラム本体
   ・Manuals and guides:マニュアル及びガイド
   ・Relese Note:リリースノート
   ・Device Pack:Device Pack(IPカメラの設定用ファイル)※詳細は後述します。
 Version:該当バージョン(通常は最新)
 Language:Japanese


②画面の下に表示された結果一覧が日本語マニュアル類です。


次に重要なマニュアルについて説明しておきます。
(PDFですのでダウンロードしておくと良いでしょう)

 ○管理者マニュアル
  (XProtect VMS Products - Administrator manual)
   詳細な全ての説明です。
   インストール及びインスートル後の操作・機能の説明があります。
   個人的には仕事上良く見るタイプのもので、全エディション共通です。

 ○スタートガイド シングルコンピュータインストール
  (XProtect VMS Products - Administrator getting started guide)
   シングルサーバ向けのインストール手順です。
   画面付きで詳細という訳ではないですが、まずはこの手順を見ながら導入しましょう。

 ○Smart Client ユーザーマニュアル
  (XProtect Smart Client - User manual)
   Smart Client用の操作マニュアルです。

  以下のマニュアルは使用する場合に参考にして下さい。

 ○Web Client ユーザーマニュアル
  (XProtect Web client - User manual)
   Web client用の操作マニュアル

 ○Mobile client ユーザーマニュアル
  (Milestone Mobile client - User manual)
   Mobile client用の操作マニュアルです。

尚、マニュアルですが日本語化されていない物も幾つかあります。
興味のある方はLanguageをEnglish等にして確認してみて下さい。

1.5)IPカメラの対応状況について

IPカメラの対応状況を以下のサイトで確認出来ます。

○確認手順
①以下のサイトにアクセスします。
[外部サイト]:Find hardware for XProtectR and Milestone Husky

②ページ上にある「Find Supported Devices for:」で 「XProtect Essential+」を選択します。

 

③「Find your device」画面が表示され、対応されているリストが表示されます。
 ※2018/12/01現在の対応台数は 7484(台)の模様ですので、時間が掛かる場合があります。
、 又、件数が多いので必要に応じキーワード検索やフィルター機能(Advanced filters等)を使用して下さい。

 ちなみに当方の所持しているSV3C製のIPカメラはリストに有りませんでした・・・
 尚、こちらのリストに無くても、ONVIF対応であれば使用出来る可能性もあります。
 (※あくまで可能性で100%で無いので自己責任でお願いします)

 又、結果をクリックすると、対応状況の詳細が確認できます。

○検索結果


○検索結果詳細(例)


と言う事で当方は自己責任で試してみます。

1.6)注意点

1.6.1)アラーム機能について

インストール後に色々試してみたいと思いますが、アラーム機能はうかつに試さない方が良いです。
公式の機能一覧を確認すると、Alert Managerは"-"となっています。
しかしながら、Management Clientから設定が可能でSmart Client等からも確認可能なのですが、発報されたアラートを普通の手順で終了(削除)出来ません。
※普通ならアラートメッセージの右クリック-「終了」等

普通でない手順ですが、SSMS(SQL Server Management Studio)を使用(インストール)して、 DB内のデータを直接削除する方法(更に手順は2014年以降のバージョンは推奨・保証されていない物)しか無い為です。
※一応試してアラートは消えましたが、当然、その後データが変になってもおかしくありません。

残る手順は再インストールですが、こちらも手順がある模様です。
詳細は「xprotect アンインストール」で検索してみて下さい。
※当方は検証環境ですので、インストール前にバックアップソフト(Acronis True Image)を使用している為、この手順は検証しておりません。

1.6.2)モバイルサーバのポート開放について

インストール後にデフォルトで、モバイルサーバが開始されます。
それは良いのですが、自動的にブロードバンドルータのポート開放(UPnP及びポートマッピングで8080,8081を開放)も行います。
もしポート8081,8082にアクセスされてもXProtextのログイン認証は来ますが、インターネット上から
アクセスを制限したい場合は、以下の設定をOFFにして下さい。

 ○設定箇所
 ・「サーバ」-「モバイルサーバ」-「Milestone Mobile Server」-「プロパティ」-「接続」タブ
   □(OFF):UPnP検出を有効にする
   □(OFF):自動ポートマッピングを有効にする

○モバイルサーバの接続プロパティ画面


尚、上記をOFFにしても、LAN上からWeb ClientやMobile Clientは使用出来ます。


2.検証環境


当方の検証環境の紹介です。

2.1)構成

 ①NVRサーバ
  機種:NEC VK-26M/B-F(元ジャンクのノートPC)
  CPU :Corei5-3320M(2.60/3.30GHz)(Passmarkスコア:)
  MEM :8GB
  DISK:250GB(SATA)
  N/W :有線(1Gb)
  OS  :Windows10 Pro(64Bit)
  備考:無線Lan内蔵だが、今回は使用しない

 ②クライアント
  機種:Lenovo X200
  OS  :Windows7 Pro(64Bit)
  備考:今回はリモートデスクトップ接続とWebクライアント接続用の為、詳細は割愛

 ③L2スイッチ(POE対応)
  機種:アライドテレシス GS908M V2-4PS

 ④IPカメラ
  ・SV3C SV-B01POE-1080P-L(H.264 1080P POE及びONVIF対応)

  ・SV3C SV-B06POE-1080P-A(H.265 1080P POE及びONVIF対応)
  ※上記両製品はマイクなし
  ※公式サポートリストにはありませんでしたが、ONVIFに期待して試します。
  ※各IPカメラの製品詳細は別記事にしていますので、リンク先でご確認下さい
  

2.2)ネットワーク図


 ※この図の①にXProtectを導入しています。


3.導入


3.1)事前準備

まずは導入準備です。
要件をクリアしておきましょう

3.1.1).Net 3.5 SP1及び.NET 4.7 の導入確認

 NET3.5 SP1 及び.NET 4.7 Frameworkの導入状況を確認し、導入されていない場合は導入して下さい。

3.2)ダウンロード

3.2.1)ファイルの説明

ダウンロードする前に少し説明しておきますが、ダウンロード可能なファイルには厳密にすると3種類あります。
 ○ファイルの種類
 ・XProtect本体+α(Device Pack)
  →Xprotect本体及びリリース時点の最新Device Packが同梱されている
 ・Device Pack(最新版)
  →新発売されたIPカメラに対応する為、数ヶ月毎にリリース
 ・Device Pack(Legacy)
  →古いIPカメラに対応させる為の物

例えば、XProtect 2018 R3(12.3a)はインストールすると、Device Packは9.9bが導入されます。
しかしながら2018 R3(12.3a)が公開された後に発売されたIPカメラ製品は対応していません。
※厳密に言えば、ONVIF等の互換性で使える可能性がありますが、性能を100%使い切れない。
そこでDevice Packとして、情報を追加した物を公開しています。

ちなみに現時点(※2018/12/02)でのDevice Packは10.0aですので、先のサポート状況のリストで掲載されていた場合は、詳細画面で対応バージョンを確認しておきましょう。

尚、当方みたいにリストに無い場合はどうすれば良いかですが、ONVIF準拠であれば、互換設定や汎用Driverが利用出来る可能性がありますので、最新にして置く方が良いでしょう。

後は、Legacy Device Packですが、古いIPカメラを使用していない限りはインストールしなくても良いと思います。
もし、最新版を入れてもだめだった場合に追加で入れてみるとかの方が良いと思います。

3.2.2)ダウンロード手順

では実際のダウンロード手順です。
尚、手順は本体もDriver Packも(マニュアルも)同じで、Typeを変更するだけですが念の為に・・。

①以下の公式サイトに行きアクセスします。
[外部サイト]:Download software

②「Download software」ページが表示されますので、次の内容を選択し、「Fliter」をクリックする。



 Download location;Japan
 Product:XProtect Essntial+
 Type:Software又はDevice Pack 
  ※ここでSoftware(本体)かDevice Pack(最新かLegacy)を選択します。
 Version:該当バージョン(通常は最新)
 Language:Japanese

③結果リストの「XProtect VMS Products」又は「XProtect Device Pack」クリックし、ファイルを保存します。
※「XProtect Legacy Device Pack」を使用する場合はこちらも保存して下さい。

④ダウンロードが終了すれば、準備は終了です。

3.3)XProtectインストール

3.3.1)XProtect(本体)インストール手順

※原則、公式の「スタートガイド シングルコンピュータインストール」か、「管理者マニュアル」を参考にインストールした方が良いでしょう。

以下、無駄になった・・基い公式の説明書を見つける前に纏めていた内容で、公式に近い形でインストール時にIPカメラを発見・登録する方法で説明しています。
其のため、IPカメラ等はN/Wに接続しておいて下さい。

①ダウンロードしたファイルを実行します。
 尚、UACのメッセージが出力した際には「はい」を選択して下さい。
 又、ファイルが解凍(アンパック)されるのに時間が掛かる場合があります。

②言語選択で「Japanese(Japan)」である事を確認し、「続行」を選択します。



③使用許諾画面が表示されますので同意にチェックを入れ、「続行」を選択します。


④ライセンスファイル選択画面が表示されますので、「XProtect Essential+の無料ライセンスをダウンロード」をクリックし、ライセンスファイルの場所にファイルが自動的に挿入される事を確認後、「続行」を選択します。




⑤インストールの種類画面が表示されますので、「1つのコンピュータ」を選択します。



⑥インストールするコンポーネントが表示されますので、全てのチェックを確認し、「続行」を選択します。




⑦レコーディングサーバ設定画面が表示されますので、以下の設定(確認or変更)を行います。
 問題が無ければ「続行」を選択します。



 ○設定例
 ・レコーディングサーバー名:(サーバ名)
 ・マネジメントサーバーのアドレス:localhost:80
 ・メディアデーターベースの場所:C:\MediaDatabase
  ※録画データ保存先ですので、本来はOS領域と物理的に別が望ましいです
 ・録画の保存期間
  ※保存期間は、インストール後に変更も可能

⑧ファイルの場所と言語選択画面が表示されますので、以下の設定(確認or変更)を行います。
 問題が無ければ「インストール」を選択します。



 ・ファイルの場所:C:\Program Files(x86)\Milestone
 ・製品の言語:Japanese(Japan)
 尚、インストールにはIIS・SQL等もインストールされる為、時間が掛かります。

⑨インストール完了画面が表示されますので、画面下にあるWeb及びMobile Client用アドレスを控えます。



 例)
 Web Clientアドレス:http://<サーバー名>:8081/
 Mobile Clientアドレス:http://<サーバー名>/

 尚、ここで終了しても良いのですが、そのまま続行した方が簡単です。
 (デフォルトグループやユーザグループ等が作成される為)
 其の為、引き続き「続行」を選択します。
 もし、手動でIPカメラを設定する場合は、「閉じる」を選択出来ますが、其の場合は「Default Group」等は作成されません。
 ※自分で「Default Group」を作成する事になります。

⑩IPカメラがN/W上で稼動している事を確認し、必要な情報(IPカメラのIPアドレス・ポートNO・ID・パスワード等)を準備します。


⑪ハードウェア(IPカメラ)のユーザ名とパスワード入力画面が表示されますので、ユーザ名とパスワードを入力後、「続行」を選択します。




⑫システムに追加するハードウェア画面(N/W上のIPカメラ検索結果)が表示されますので、問題なければそのまま「続行」を選択します。


※例では2台検出したもの

⑬デバイスを設定する画面(検出したハードウェアの結果)が表示されますので、「続行」を選択します。
尚、検出名の+部分をクリックするとデバイスの詳細(マイク等付随機器)が確認出来ます。
※あくまでデバイスでの認識ですので、実際にマイクが付いていない場合もあります。


⑭ユーザの追加画面が表示されますので、必要に応じ追加を行います。
 尚、ユーザにはWindows上のユーザとXProtect上のユーザがあり、環境次第(インターネット上からアクセスする場合等はXProtect上のユーザを1つ作成しておいた方が良いですしょう)
又、Windowsユーザの場合、別途Windows上でユーザを作成する必要があります。

○ユーザ追加例

※この画面では、Windowsユーザと基本ユーザをOperator権限で追加した例

⑮「設定が完了しました」画面が表示されますので、「閉じる」を選択します。
 

この後、自動的にSMART Clientが起動しますので、試しにログインします。



⑯ログインすると、正しく認識されていた場合、登録されたカメラの映像が表示されます。
尚、SMART Clientの説明は別途で行います。
※2018/12/03現在は未作成です。



以上で、インストール作業は終了です。

映像が表示された場合は、まずManagement ConsoleやSMART Client等、一通り確認して見てください。

3.3.2)XProtect Device Packインストール手順

①「コントロールパネル」-「プログラム」-「プログラムと機能」から、Milestone XProtect VMS Device Packのバージョンを確認します。

 

②3.2.2)で説明したサイトを開き、以下の設定で検索し、公開されているバージョンの方が上であればDevice Packをダウンロードします。
もし、公開されているバージョンが同じか、以下であれば本作業は必要ありません。

[外部サイト]:Download software

 ○設定
  Download location;Japan
  Product:XProtect Essntial+
  Type:Device Pack 
  Version:該当バージョン(通常は最新)
  Language:Japanese

③各クライアントを起動していた場合は、全て終了させます。
※Manegment、SMART、Web、Mobile Client

④タスクバーにある「Recording Server」のアイコンが緑色(Running)である事を確認後、右クリックから「Stop Recording Server Service」を選択します。



⑤タスクバーにある「Recording Server」のアイコンが赤色に変った事を確認します。


※アイコンにマウスカーソルを合わせるとステータスが確認出来ます。

⑥ダウンロードした、デバイスパックを実行します。
※本記事ではデバイスパック10.0(MilestoneXProtectVMSDriverInstaller100a129)を使用します。

 尚、UACのメッセージが出力した際には「はい」を選択して下さい。
 又、ファイルが解凍(アンパック)されるのに時間が掛かる場合があります。

⑦言語選択で「Japanese(Japan)」である事を確認し、「続行」を選択します。



⑧使用許諾画面が表示されますので同意にチェックを入れ、「続行」を選択します。



⑨ファイルの場所と言語選択画面が表示されますので、場所等の問題が無ければ「インストール」を選択します。



⑩インストール完了画面が表示されれば、インストールは完了ですので、「閉じる」を選択します。




⑪タスクバーにある「Recording Server」のアイコンが赤色(Stopped)である事を確認後、右クリックから「Start Recording Server Service」を選択します。

 

⑫タスクバーにある「Recording Server」のアイコンが緑色に変った事を確認します。


※アイコンにマウスカーソルを合わせるとステータスが確認出来ます。

⑨Manegemnt Client及び、SMART Clientを起動し、ログインし、登録していた全てのIPカメラが正常に稼動しているか確認します。


 尚、一部のIPカメラでは上記画像の様にドライバー更新後に映像が映らなくなる場合があります。
 其の場合は、次の正常でない場合を実施して下さい。

 →正常でない場合
  ・IPカメラの無効/有効化を行う(Manegemnt Client上での操作)
  ・IPカメラの再起動を行う(各IPカメラ上)
  ・サーバの再起動を行う(サーバー上)
  ・IPカメラの削除/再登録を行う

○正常で無い場合の対応例(IPカメラの無効/有効化)

※Management Clientの左ペインで「レコーディングサーバを選択」
 中央ペインを展開し、対象のIPカメラのトップを選択後-「右クリック」-「無効/有効」を実施
 なお、無効/有効の切り替えは1分程時間を空けた方が良いです。

○IPカメラの無効/有効化実施後

※右のカメラが表示されました。

⑩「コントロールパネル」-「プログラム」-「プログラムと機能」から、Milestone XProtect VMS Device Packのバージョンを確認します。

○作業後の確認例

本例の場合、10.0.1.129に上がっています。

4)クライアント



クライアントには幾つか種類があり、目的も用途も異なります。

・サーバ管理用
 ①Management Client:サーバの設定やIPカメラの登録・設定等を行う物
  ※カメラの映像も表示はされますが、接続確認用と考えて下さい。
 
・映像確認用
 ①SMART Client :PCにインストールし、IPカメラの映像等を確認する物
 ②Web Cleint  :PCやスマホ等でブラウザを操作し、IPカメラの映像等を確認する物
 ③Mobile client:専用のスマホアプリでIPカメラの映像等を確認する物

尚、②Web Cleintと③Mobile clientはレイアウトの変更等は出来ません。
本来はこの後、これらのポイント等を書く予定でしたが、思った以上に長かった為、今回はここまでとします。


以上

○改定履歴
2018/12/04 モバイルサーバのポート開放について追加





タグもどき:IPカメラ Webカメラ XProtect セキュリティ NVR
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