中華アクションカメラ「APEMAN Trawo」使用編(その2:映像確認編)
中華アクションカメラ、「APEMAN Trawo」に関する実際に使用・確認してのまとめです。
今回は撮影した各動画を確認して擬似フレームを使用していないかと、タイムラプス機能の検証をした話です。
実際に撮影テストで使用した動画もアップロードしましたので、購入を検討されている方は参考にして下さい。
0.目次
1.解像度別撮影テスト
2.タイムラプス機能確認テスト
3.フォルダ構成とファイル
3-1)フォルダ構成
3-2)ファイルについて
4.まとめ
1.解像度別撮影テスト
まずは解像度別のテストです。
判定方法等、条件は次の通りです。
○判定方法
・晴天時の動き続けている映像を撮影
(※室内等の映像では暗さからシャッタースピードが遅くなり、自動で補間される為)
○確認手順
①aviutilの拡張編集上に対象ファイルを読み込み
②撮影した動画を1フレームずつ動かし、画像の動きがある事を確認
③対象フレーム間(60fpsでは60コマ分)動きがあり続けたものは補間なし。
同じ画像が続けば補間有りと判定
○検証解像度
・4K30fps 3840x2160
・2.7K30fps 2704x1520
・1440P60fps 1920x1440
・1440P30fps 1920x1440
・1080P60fps 1920x1080
・1080P30fps 1920x1080
・720P120fps 1280x720
・720P60fps 1280x720
○設定
・EV:0、ISO:Auto、WB:Auto、SCN:Auto、EIS:ON
・ファームウェアバージョン:2.2.0.1-A
尚、撮影された映像をフリーの編集ソフト(aviutil)で約10秒とタイトル5秒で1本15秒にしています。
※注意
回線等の状況により、映像が自動で解像度を下げている場合があります。
其の場合は。「設定」-「画質」で対象解像度(4Kなら2160p)に変更して下さい。
(但し、解像度によってはファイルサイズが大きくなりますので、通信料等に注意が必要です)
では、実際の映像です。
①4K@30fpsでの撮影
②2.7K@30fpsでの撮影
※撮影に失敗していたため、後日再撮影の予定です。
③1440P@60fpsでの撮影
④1440P@30fpsでの撮影
⑤1080P@60fpsでの撮影
⑥1080P@30fpsでの撮影
⑦720P120fpsでの撮影
⑧720P60fpsでの撮影
○結果
補間されているもの(擬似フレーム)はありませんでした。
尚、各ファイルサイズですが、次の通りです。
○参考:検証用動画のファイルサイズ
解像度 | サイズ(MB) |
4K30 | 141 |
2.7K30 | ※後日 |
1440P60 | 75 |
1440P30 | 50 |
1080P60 | 58 |
1080P30 | 40 |
720P120 | 35 |
720P60 | 28 |
上記は参考とし、サイズについては撮影された状態や再出力の設定等で異なります。
2.タイムラプス機能確認テスト
尚、タイムラプス撮影時のインターバル時間は「オフ/1秒/2秒/5秒/10秒/30秒/60秒」です。
では本機能で撮影したテスト動画です。
インターバル時間は5秒です。
⑨タイムラプスでの撮影(4k30fps)
尚、当然の事ですがインターバルの時間を長くすると、其の分撮影時間が長くなります。
又、ファイルサイズは約38MBでした。
3.フォルダ構成とファイル
3-1)フォルダ構成
以下のフォルダー構成で、この中に各ファイルが格納されます。<MicroSD>\DCIM\100GKUDV
3-2)ファイルについて
A80の時は録画時はMP4でファイルが作成されましたが、TrawoはMP4だけで無いようで、以下のファイルが作成されます。①命名規則
設定によりファイル名が異なります。
尚、MicroSDのフォーマット後は無文書と表示されます
・動画撮影
○動画時の命名規則
ファイル名 | 説明 |
NORMnnnn | 通常録画時 |
LOOPnnnn | ループON時 |
LPSEnnnn | タイムラプス |
○静止画時の命名規則
ファイル名 | 説明 |
Bnnnnnnn | バーストモード(連写) |
SINGnnnn | 通常撮影 |
②拡張子
先も述べましたが、3種類あります。
○作成されるファイルの種類とファイルサイズ
拡張子 | 説明 | サイズ |
MP4 | 実際のビデオファイル | 最大3GB |
LRV | 低解像度のビデオファイル | 数百MB |
THM | ビデオファイルのサムネイル | 数KB |
(ループ録画の時は解像度により4GBになります。)
LRV及びTHMのサイズは撮影時の解像度により異なる。
(検証時はLRV:108MB~216MB、THM:9KB~13KBでした。)
ちなみに、PCで編集やそのまま使用する分にはMP4ファイルだけあれば問題ありません。
それ以外のLRVやTHMファイルはTrawo本体やスマホアプリ?(未確認)で再生する時に使用するみたいです。
尚、Trawo本体でテストしてみましたのでその結果です。
○本体でのテスト結果
項目 | 結果 |
3種類(MP4・LRV・THM)あり | 問題無く表示・再生される |
MP4のみ | 画面表示はされるが再生できない |
LRVのみ | 画面表示(選択)出来ない |
THMのみ | 画面表示(選択)出来ない |
MP4とLRVのみ(THMなし) | 問題無く表示・再生される |
MP4とTHMのみ(LRVなし) | 画面は表示されるが再生不可 |
4.まとめ
まだ少ししか持ち出してテストしていませんが、A80の時と比べて良くはなっていると思います。
但し、ネイキッドフレームが無い(現在のところ無い)ので、気軽に持ち出して・・が難い状況です。
映像については、後日テスト撮影したいと思っていますのでその時に追加予定です。
以上
○更新履歴
2018/11/29 LancerTech製(1,350mAh)x2バッテリーの再リンク
タグもどき:中華アクションカメラ APEMAN Trawo A100
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