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one's way

個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

中華アクションカメラ快適グッズ(64GB microSDカードの検証)

最終更新日:2017/12/14
こんばんは。

今日も中華アクションカメラ「Elephone EleCam Explorer Elite」を使用して実験してみました。
(2017/05/13 加筆:現在、中華アクションカメラはアクセサリ不具合の為購入先に返品しております。(詳細はこちらの記事へ)

この記事は、返品前に作成した記事となります。)

1.経緯


商品説明のページに64GB対応とありますが、本当なのかどうかを確認してみました。



通販会社の仕様ページやマニュアルにも64GBがサポートしていると記述があります。

ちなみにTFとなってるのは、microSDカードの昔の名前です。
TF(TransFlash)カード=microSDカードです。


2.解説


本当に64GBまで対応しているなら良いのですが、現物(64GB microSD)がないとテスト出来ず、そのうち安くなったら話しのネタに試して見るかと思ってました。

が・・・持ってました(笑
64GB microSDです。

ビデオカメラ(Sony PJー630用に購入していたのを忘れてました。)
ちなみにこのビデオカメラは一昨年に中古屋で購入したもので、先日の動画比較の際にも役立ちました。

上のカード拡大部分です。


左:Transcend 32GB HC1 (Class 10 amazon限定版)
右:Transcend Preminum 400x 64GB XC1(Class 10 UHS-I)

通常は、左のカードでアクションカメラ、右はビデオカメラ(PJ-630)で使用しています。
では早速実験してみましょう。

右の(64GB)カードをアクションカメラに入れて電源を入れてみました。
結果は・・・


SDカードを入れてと怒られました。(ちゃんと挿入しています。)

まさか相性?と思って諦めかけたのですが、ネットで情報が無いかを探したところある情報がヒットしました。

それは、この手のアクションカメラはFAT32でフォーマットされていないと行けないみたいです。

試しに64GB micoSDカードのフォーマット形式を確認して見ると、exFATでした。
尚、フォーマットはビデオカメラ(PJ-630)でしました。


通常、32GB以上カードを利用する場合は、このexFATが推奨されています。
確かに、FAT32でも論理的には最大2テラまでは認識するとありますが、1ファイルが最大4GB
の制限や、使用するPCのOS(VISTA以前)によっては32GBの制限があるからあまりFAT32では利用されていないはずです。(と思ってます。)

試しにFAT32でフォーマットしなおしてみました。
方法はサードパーティのフォーマッターを使用します。
(今回はバッファローのDisk Formatterを使用しました。)

フォーマット時間は、不良クラスタのチェックもするも使用した為、約50分程かかりました。

そのフォーマット終了後のプロパティです。


では、アクションカメラにカードを挿入して確認して見ましょう。

認識しました!
録画時間も約6時間半となっています。(本当かは不明ですし、バッテリの方が先に尽きますw)


こちらは、32GBのSDカード挿入時の時間です。
約3時間15分ですので、一応倍近い容量を認識しています。
 

こちらは写真モードでの確認です。
上が64GB、下が32GBで、撮影可能枚数がざっくりですが倍違います。


3.結論



一応64GBでも使用可能です。
一応と書いている理由は、64GB分全てを使用して撮影テストをしていない為です。
(ご存知の通り、返送指示がサポートから出たので・・)

後は、総評にも書いておりますが、フォーマット形式がexFATでは無く、fat32な点が問題かと思ってます。

普通のPC(windows等)や機器では、microSDカードの32G以上のフォーマットはexFATかNTFSが標準的です。(というか普通やり方ではどちらかしか選べないですし、当方のビデオカメラ(CX-630)もカメラでフォーマットしたらexFATでした。)
今回の検証では、保証外の方法でカードをフォーマットしています。
その部分のリスクをどうするかですね。

4.総評



個人的な意見としては32GBのカードで十分と思います。
理由は、安いアクションカメラですので、リスク(不慮の落下・故障等)を想定した為です。
ネットの情報の中には128GBもFAT32でフォーマットして使えたみたいなものもありましたが、半面64GBでもダメっぽい内容もありました。
これは本機種の情報ではなく、類似品(モドキ製品群)の情報ですが、本機種でも発生の有無は試してみるしかありません。
本製品は公式が64Gまでといっているので、64GBまでは使用出来なければサポートに問い合わせも出来ると思いますが、それにはもう少し64GBのカードの値段が安くなったら考えてみるのも良いと思います。

以上


○更新履歴
2017/12/14 タグの追加

タグもどき:中華アクションカメラ EleCam MicroSD exFAT FAT32 フォーマット形式 カメラアクセサリ
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