忍者ブログ

one's way

個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

【SATA SSD】Western Digital Blue (WDS500G2B0A)を試す

最終更新日:2020/01/03

年も明けてしまいましたが、年末・年始に色々購入してしまったシリーズ第2弾です。
2つ目はWestern Digital製 SSD (500GB)WD Blue(WDS500G2B0A)です。



年明けの初売りで安かったので購入してしまいました・・・。

と言う訳でどの程度の性能(ベンチの結果等を)かを含めてレビューしていきます。

0.目次



1.はじめに
2.仕様比較
3.検品
4.検証
4-1)基本仕様
4-2)CrystalDiskInfoによる確認
4-3)CrystalDiskMarkによる計測
4-4)AS SSD BenchMarkによる計測
4-5)Lexar SSD Dashでの確認
4-6)TrueImage2016での使用
5.評価
6.まとめ


1.はじめに


先日購入した、Lexar NS100(LNS100-512RBJP)と比較していこうと思う居ます。
尚、Lexar NS100(LNS100-512RBJP)のレビューは下の物です。

【SATA SSD】Lexar NS100(LNS100-512RBJP)を試す


2.仕様比較


まず、仕様等の比較です。
前回のLexar LNS100等との違いは前回も纏めましたが、こんな感じでした。
この時は、他にSamsiongやCrucial等も一緒に比較していましたが、今回は新春セール価格で安かったので購入です。

○候補
①Lexar LNS100
②Samsing 860EVO(MZ-76E500B/EC)
③WD Blue 3D(WDS500G2B0A)
④Crucial MX500(CT500MX500SSD1)
⑤Sandisk SSD Ultra 3D(SDSSDH3-500G-J25)

○仕様比較
保証     ②③④⑤(5年)>①(3年)
容量     ①(512GB)>②③④⑤(500GB)
TBW     ②(300)>①(256)>③⑤(200)>④(180)
実績     ⑤※メーカ

仕様的には普通ぽいですが、保証が5年なのと当方的にはSandisk=WD繋がりなので
良いかなと思っています。


3.検品


さて、早速開封しての検品です。

製品名は冒頭でも述べましたが、WD Blue 3D(WDS500G2B0A)で500GBモデルです。

○パッケージ


今回はパソコン工房でセールでした。
尚、保証は5年です。

内容物は以下の通りです。
○内容物
・SSD(本体)
・説明書

○開封後


①SSD(本体)
本体はプラ製で封印があるのと、固定用のネジ穴は横にあります。

○本体両面


②説明書
説明書はこちらも簡単なものです。


4.検証


実際にPC等に接続して使用してみました。
尚、検証機の条件は次の通り

○検証機
メーカー/機種 NEC VersaPro VK26M/B-F
CPU i5-3320 (Ivy Bridge)
メモリ 8GB
OS Windows 10 Pro(1909)
DISK構成 (C)Sandisk SDMSATA256G(mSATA) ※システム
(D)本製品 WD Blue 3D(WDS500G2B0A)
備考 最終的な使用先は未定ですが、検証ではDISKの着脱が簡単なこのPCを使用
又、このPCは2.5インチとmSATAが使用可能であり、システムとデータを
分離出来、性能測定に向いている為

○検証ソフト
・CrystalDiskInfo 8.3.2 x64
・CrystalDiskMark 7.0.0
 ※64MiB/1GiB/8GiBの3回で計測
・AS SSD BenchMark 2.0.6821.41776
・WD SSD ダッシュボード
 ※ツールは以下のWD公式にあります。
  又、Acronis True Image WD Edition等もこちらからダウンロード出来る模様です。

 ・[外部サイト]:WD Support(ソフトウェアとダウンロード)

4-1)基本仕様

WDのSSDは現在のところ本製品(WD Blue)と高信頼性のRed・廉価版のGreenの3種類があり、インターフェースも2.5インチ(SATA)とM.2版があります。
出来ればRedにしたいところですが、価格からBlueですかね?

○仕様比較
製品 WDS500G2B0A
(WD Blue)
WDS500G1R0A
(WD Red)
WDS480G2G0A
(WD Green)
用途 標準的
PC等で利用
高信頼性
NAS/連続稼動
廉価版
PC等で利用
容量 500GB 500GB 480GB
最大読取り 560MB/s 560MB/s 545GB
最大書き込み 530MB/s 530MB/s 非公開
TBW 200 350GB 非公開
備考 ラインナップは
250G/500G/1T/2T/4T
保証は5年
ラインナップは
500G/1T/2T/4T
保証は5年
ラインナップは
120G/240G/480G/1TB
保証は3年
※備考:型番の最後がAが2.5インチ、BがM.2モデル

○参考:WD各シリース別データシート
・[外部サイト]WD Bule Datasheet

・[外部サイト]WD Red Datasheet

・[外部サイト]WD Green Datasheet

4-2)CrystalDiskInfoによる確認

CrystalDiskInfoの確認結果は以下のの通りです。

○CrystalDiskInfoその1

※クリックで拡大します

○CrystalDiskInfoその2

※クリックで拡大します

特に気にするところは画像07下にある"F1:総書き込み量(ホスト)"あたりでしょうか?
※参考までにこの後に実施したCDMによるベンチマーク実施後の状態も掲載しておきます。

4-3)CrystalDiskMarkによる計測

Seq_Readは550MB/s前後、Seq_Writeも500MB/sとLexarと比べると少し落ちます。
但し、Write系(SEQ&RND)はこちらの方が良いみたいです。

○結果


4-4)AS SSD BenchMarkによる計測

※1GB/sのみ計測
こちらのベンチは最近使い始めたので良く判っていませんがこんな感じでした。
Lexarと比べて此方の方がトータルスコアは上です。

○結果




4-5)WD SSD Dashでの確認

これはSandiskのと同じ感じですね。

○WD SSD Dash画面(内蔵)


※温度等の一部の情報が表示されていません。

4-6)TrueImage2016での使用

一応、この製品にはTrueImageのWD版が利用可能との事ですが、まずは別途所持しているTrueImage2016を使用しバックアップ/リストアを行ってみました。

○結果
特に問題ありませんでした。
WD版は後日試せればと思っています。


5.評価


○良い点
・安いわりにはまずまずの性能である
・保証が5年と長い
・移行ツールが利用出来る(TrueImageWD版)

○悪い点
・ベンチの結果がLexarと比較して少し落ちる?
・TBWが少し低い(もう少し多ければ・・)

とりあえず様子を見ながら使用してみます。


6.まとめ


比較的古いPCでもHDDからSSDに換装する事でかなりの高速化が望めます。
特にここ最近はSSDの価格も下落してきているので目的や用途に応じて使い分けて製品や容量を選択すれば良いと思います。

後は、本製品とLexarのどちらが良いかは、多少の仕様差が一長一短なので好みによると思います。

但し、SSDの場合は特に定期的な別メディアへのバックアップを忘れずに。
(つい最近も某SSDが32768時間(約3.74年)で不具合の為に使用不可になる問題が発覚しましたし・・)

以上

○更新履歴
2020/01/03 初版



タグもどき:SSD WD Blue 3D CF-NX4 Let's Note ジャンク
PR