one's way > PC(ハード) > 【DDR-3L】CFD(Panram) メモリー(16GB)への換装(D3N1600PS-L8Gx2) 【DDR-3L】CFD(Panram) メモリー(16GB)への換装(D3N1600PS-L8Gx2) PC(ハード) 2019年12月14日 最終更新日:2019/12/14 先日のAmazonサイバーマンデーで安売りしていたCFD(Panram)製DDR-3Lメモリを入手・検証してみた話です。 購入した型番はD3N1600PS-L8G(1枚組)で2セット購入しました。 本製品は2枚組もあるのになぜ単品(1枚組)を2セットにしたのかも含めてのお話です。 ○CFD(Panram) D3N1600PS-L8Gx2枚 0.目次 1.経緯 2.選定 2-1)選定条件 2-2)メーカ選定について 2-3)購入方法について 3.検品 4.検証 4-1)Lenovo X220での動作確認 4-2)NEC VK26M/B-Fでの動作確認 4-3)Panasonic CF-NX4での動作確認 5.評価 6.まとめ 1.経緯 元々、NECのノートPC(VK26M/B-F)用を8GBx2の16GB化したくて様子を見ていたのですが、 ここ最近特に安くなった為です。 そして先日のサイバーマンデーの日は更に値下がりしていたので、思わずポチってしまいました。 2.選定 現在、Lenovo x220に装着しているTrancend製の実績もあるので、今回も同じ型番にしようと思っていたのですが、値段の関係で断念し再選定を行いました。 まず、条件は次の通りです。 2-1)選定条件 ・ノートPC用DDR3型の省電力タイプ(つまり1.35VのL付き) →DDR3L-12800が現在のDDR3系で主流と思います。 ・容量は該当機種の対応CPUの上限である8GBx2枚の合計16GB化 尚、換装対象としては以下の①又は②の2台のどちらかであるが、他にもやりたい事はあるので今回は1台分のみ増設し、残り1台は8GB(4GBx2)のままとする。 (SSDへの換装とかもしたいのですがね・・) ○現在所有しているPCと現状 ・今回の増強予定対象 ①NEC Versarpro VK26M/B-F(#1)[PC-VK26MBZCF](Corei5-3320M/Ivy Bridge) →現状:PC3L-12800/4GBx2枚の8MB ②NEC Versarpro VK26M/B-F(#2)[PC-VK26MBZCF](Corei5-3320M/Ivy Bridge) →現状:PC3L-12800/4GB+2GBの6MB ③Panasonic CF-NX4[CF-NX4EDHCS](Corei5-5300U/Broadwell) →現状:PC3L-12800/4GBx1枚の4GB ※このCF-NX4ですが、実はメモリーをポチった後に見つけて買ってしまいました・・ 尚、ジャンクなので、いつもの通り弄る予定です(記事は後日の予定) ・増強済み ③Lenovo x220[4290-KF4](Corei7-2640M/Sandy Bridge) ※PC3L-12800/8GBx2枚の16GB化済(CPUの上限) ④Panasonic CF-SX1[CF-SX1HECDP](Corei7-2640M/Sandy Bridge) ※PC3L-10600/8GBx2枚の16GB化済(CPUの上限) ⑤Lenovo x200[7457-4PJ](Core2 Duo P8400) ※PC3L-12800/4GBx2枚の8GB化済(CPUの上限)※本製品では対象外 と言う事でメモリをポチった際にはVK26M/B-Fで使用する予定ですが、急遽CF-NX4で使う可能性が高いです。 2-2)メーカ選定について 当方の過去の使用実績や現在の人気及び価格・信頼度を比較し、次の候補から選択する事とした。 a)メーカ候補 ①シリコンパワー(SP008GLSTU160N02) ②CFD(Panram) (D3N1600PS-L8G) ③キングストン(KVR16LS11K2) ④Crucial-Micron(CT2KIT102464BF160B) b)使用実績(公私両方) ・①/②/③ ※家ではTrancend、仕事ではシリコンパワーやキングストンのメモリ等も良く見ています。 実施はそれ以外にもあるのですが信頼性の観点から除外しています。 c)信頼度 ・③・④<①<② d)保証 ・永久保証である →全て対象 e)価格 購入当日の値段を比較 先の通りサイバーマンデーであったのでその価格で決定しました。 上記を比較検討の結果、ノートPC用でありオーバークロック等の過酷な使用方法では無い点から値段の安かった本製品としました。 但し、デスクトップでオーバークロックを行うのであれば信頼度のある方を選択した可能性はあります。 2-3)購入方法について 単純に8GBx2枚の1組でも良かったが、翌々調べると8GBx1枚を2組購入した方が合計金額が安かった為、後者を選択。 尚、2枚1組と1枚2組の違いについては細かい点(相性問題の可能性等)は多少あるが、問題ないと判断しました。 この辺りは、その時によって値段が変わる可能性があるので、各自で確認された方が良いと思います。 それらの結果、今回の製品であるCFD(Panram)社製D3N1600PS-L8Gx2組となった次第です。 3.検品 先の通り、当方は省電力型の8GBx1枚を2組購入した為、パッケージは2個あります。 ○パッケージ ○メモリの両面 尚、内容物はメモリのみで、型番はD3N1600PS-L8Gで低電圧(1.35V)の物と間違いありませんでした。 ○製品情報の拡大 尚、Amazonの商品ページの画像と異なりますが、チップは片面8個の両面16個のタイプです。 (商品ページの画像1・2は片面4個(両面8個)タイプ) 4.検証 不良品で無いかを確認する為、PCに装着してみました。 尚、本来なら当初の予定通りNECのPC(①又は②)に装着するのが一番なのですが、本体を分解しないといけない為、まずはメモリの着脱が簡単なx220で確認を実施 問題なければ、後日時間のある時にNECのPCに換装する事とした。 4-1)Lenovo X220での動作確認 ○使用ハード ・Lenovo x220[4290-KF4](Corei7-2640M/Sandy Bridge) ○条件 以下の状況で確認 ・OS:Windows10 Pro 64Bit ・CPU-Z:V 1.90.0.x64 ・作業前のメモリ容量:8GBx2(Trancend製) ※動作確認の為、一時的に交換 ○結果 特に問題無く、BIOS/OS上及びCPU-Zからも16GBを認識しました。 ○メモリ装着の様子 ※背面から2スロット交換可能なのはやはり便利ですよね。。 ○BIOS画面 ○OS画面(コントロールパネルのシステム情報) ○CPU-Zの結果(MEMORYタブ) ○CPU-Zの結果(SPDタブ)(スロット#1) ○CPU-Zの結果(SPDタブ)(スロット#2) と言う事で問題無く動きました。 4-2)NEC VK26M/B-Fでの動作確認 続いて元本命です。 ○使用ハード ・NEC Versarpro VK26M/B-F(#1)[PC-VK26MBZCF](Corei5-3320M/Ivy Bridge) ○条件 以下の状況で確認 ・OS:Windows10 Pro 64Bit ・CPU-Z:V 1.90.0.x64 ・作業前のメモリ容量:4GBx2 VK26M/B-Fはユーザが作業可能なメモリスロットが1つしかなく、もう1つのメモリスロットは本体を分解しないといけません。 と言う事で本体を分解してメモリを換装してみました。 尚、便宜上、2つあるメモリスロットの呼び方を次の通りとしています。 メモリスロット1:背面メモリスロット内にあるスロット メモリスロット2:分解しないといけないスロット と言うわけでスロット1の方は簡単に交換します。 ○スロット1の画像 続いて分解した際の様子です。 ○スロット2の方 交換後の動作確認です。 ○BIOS画面 ○OS画面(コントロールパネルのシステム情報) ○CPU-Zの結果(MEMORYタブ) x220と比べてTimingが変っていますね。 やはりSundyとInvとの違いでしょうか? ○CPU-Zの結果(SPDタブ)(スロット#1及び#2) こちらは同じでした。 4-3)Panasonic CF-NX4での動作確認 こちらも分解が必要ですので後日の予定です。 5.評価 ○良い点 ・PCを高速化出来る →8GB以上は半分自己満足なんですけど、そこはロマンと言う事で(笑 ○悪い点 ・特に無し と言う訳で、最終的にどのPCに使うかは未定ですが、環境が増強されるのは嬉しい事です。 6.まとめ x220を16GB化した数年前に比べ、DDR3(L)の値段が安くなっていますので、増設するやるなら良い機会と思います。 (比較的軽かったWindows7のサポートももうすぐ終了ですし、Windows10にするならばメモリを増設して損は無いと思います) 但し、購入時の商品選択は注意が必要です。 増設対象の容量は勿論、規格・(低電圧)タイプ等も必ず確認する様にしましょう。 以上 ○改定履歴 2019/12/14 初版 タグもどき:MEMORY DDR3L-12800 x220 VK26M/B-F CF-NX4 PR