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one's way

個人の趣味で色々な物を触ったり、検証した内容等纏めたブログです。

スマホジンバル用アクションカメラマウントプレート

最終更新日:2019/11/24

本日は記事3本立て中の2本目です。
先ほど、スマホ用ジンバル(Hohem iSteady Mobile+)の記事を作成しましたが、今回はそのジンバルで使用可能な便利グッズ系の第1弾です。
勿論、条件が合えばHohem iSteady Mobile+以外でも使用可能です。

用途としては、その名の通り、スマホ用ジンバルでアクションカメラをマウントさせるものです。
装着時の様子はこんな感じです。

○ジンバルにマウントプレート使用時の様子


と言うわけで、それらを使用した記事になります。

0.目次



1.目的
2.比較検討
3.検品
3-1)プレート本体
3-2)留め具
3-3)ネジ及びネジクッション
4.検証
4-1)A80での装着・使用について
4-2)A100での装着・使用について
4-3)A85での装着・使用について
4-4)全体的な感想
4-4-1)撮影動画等
5.評価
6.まとめ
7.その他


1.目的



 冒頭の通り、スマートフォン用のジンバルでアクションカメラでも使用可能にする為
 尚、スマートフォン用ジンバルはHohem iSteady Mobile+を使用しているが、ジンバルの要件に合えば他機種等でも使用可能です。


2.比較検討



 同製品を幾つか見たが同じ販売店で購入した方が質問やサポートが楽なので同時購入で割引される本製品としました。
 単純ですが、何かあった際には楽でよいです。


3.検品



今回購入した製品はこちらです。
Hohem マウントプレート gopro アダプター

商品が到着したので確認しました。
まずはパッケージからです。

○パッケージ



又、内容物は以下の通りです。

○内容物


○内容物
・プレート本体x1
・留め具x1
・ネジ及びネジクッションx2

では、詳細です。

3-1)プレート本体

 本体のサイズは60x133x7(mm)で重さは59.7g、色はつや消しの黒ですが指紋跡が残りそうです。
 尚、プレートはアクションカメラを固定しやすい様にか枠(窪み)があり、そのサイズは65x45(mm)なのと、更に液晶や動作LED確認用として36x52(mm)の穴が開いています。
 又、アクションカメラ設置場所の反対側にも細長い穴が開いていますが、用途が不明なので確認したところ落下防止用のストラップを通す穴との事でした。

○プレート前後

3-2)留め具

 アクションカメラをプレートに固定する為の留め具でネジで固定する方式の物です。
 尚、カメラ装着部のサイズは以下の通りで、金属製の物を加工して折り曲げている物でした。

 ○サイズ
 ・(内径)45mm、幅:5mm、高さ:15mm

3-3)ネジ及びネジクッション

 プレート本体と留め具と固定する為の物で、ネジの長さは16mmで厚さは2mmの物でした。
 ※ネジの長さは首下で計測

 尚、プレート+ネジ+ネジクッションの合計重量は71.2gで、設置する際の重量は71.2g+アクションカメラの重量となる。
 この合計重量がジンバルのペイロードを下回る事がジンバル利用の条件となります。

○プレート及び留め具の総重量



4.検証



所持しているアクションカメラを使用し、実際に使用してみました。
尚、検証時の条件は次の通りです。

○条件
・ジンバルは同時購入したiSteady Mobile+を使用(ペイロード:280g)
・アクションカメラはApeman A80/A100(Trawo)/A85を使用
 尚、各アクションカメラの仕様は次の通り

○アクションカメラの仕様(サイズ及び重量)
以下の通り

○アクションカメラの仕様一覧
機種 サイズ
(横x縦x厚さ)
重量
(g)
総重量
(g)
備考
A80 43x59x25 68.3 139.5 レンズ保護プロテクターも着用
A100
(Trawo)
45x61x30 78.8 150.0 レンズ保護プロテクターも着用
A85 42x63x29 96.4 167.6
※マウントプレートの重量は71.2gで計算
※アクションカメラの重量は撮影可能な状態でバッテリ等を含める

4-1)A80での装着・使用について

 プレートと合わせた重量は139.5gで、サイズ的にも問題なく設置出来ました。
 尚、シンバルを起動させていれば自立させる事も可能です
 又、撮影時も特に問題はありませんでした。

○A80への装着(前面)


○A80への装着(横)


○A80への装着(背面)


○A80でのテスト(その1)


○A80でのテスト(その2)

※問題なければ自立します

4-2)A100での装着・使用について

 A100のサイズ(45mm)と留め具の内径が同じ(45mm)なのでダメかと思いましたが、留め具を少し外側に広げれば入りましたがギリギリで、プレートと合わせた重量は150gでした。
尚、撮影時の問題は特にありませんでした。

○A100(Trawo)への装着(前面)


○A100(Trawo)への装着(横面)



4-3)A85での装着・使用について

 プレートと合わせた重量は167.6gで、サイズ的にも問題なく設置出来ました。
 尚、撮影時も問題は特にありませんでした。

○A85への装着(前面)


A85への装着(横面)


4-4)全体的な感想

 アクションカメラをプレートの内側に寄せると、溝の枠部分がスイッチ等に当たり操作に支障がでる事がありますので、アクションカメラはスイッチが当たらない様に(少し外側に)設置する必要があります。
 又、ジンバル装着後はジンバルのアーム長さ(バランス調整)を長めにしないと、本体とアクションカメラがぶつかる時がありますので装着後はいきなり使用せずに、確認してから使用した方が良いと思います。(ジンバルにもスイッチが当たるので、内側には寄せすぎない方が良い)
 アクションカメラの広角と言う特性上、ジンバルの軸が一部映りこむ事もありました。
 この辺りはジンバルの形状等も関係するの仕方が無い感じです。

 それで、肝心な映像(手振れ)等はどんな物だったかと言いますと、実際に動画を見た方が早いので以下を確認下さい。

4-4-1)撮影動画等


○条件
 ・アクションカメラはA85を使用
 ・A85の内蔵2軸ジンバルは無効
 ・ジンバルには本製品で装着

では実際の動画を御確認下さい

○動画「03.軸ジンバル撮影テストHohem iSteady Mobile+ アクションカメラ編」


尚、撮影時の様子はこんな感じでした。

○実際に撮影している様子(その1:背面から)


○実際に撮影している様子(その2:上から)



5.評価



○良い点
 ・アクションカメラがスマホ用のジンバルで使用が出来る
 ・プレートに溝があるので安定してアクションカメラを固定出来る
 ・穴が開いているので液晶画面も確認出来る

○悪い点
 ・アクションカメラをプレートの内側に寄せすぎるとスイッチに当たる事がある
  又、アクションカメラ側の操作が多少し難くなる
 ・プレートの溝の分、アクションカメラが後ろに下がるのでジンバルの軸が映りこみやすい
 ・留め具やネジ等を紛失しやすそうである

 まだ少ししか使用していないので何とも言えないですが、耐久度等については何かあれば追記します。


6.まとめ



 単純な構造ですが安定してアクションカメラを固定できます。
 但し、サイズには注意が必要と思いますので購入前に確認を忘れずに!
 (ジンバルのペイロードも!)

 後は落下等の防止や安全の為、止め具を固定するネジにネジキャップ等を付けた方が良いかと考えています。
 又、止め具の足部分やアクションカメラとの設置面に薄いゴム等を貼る事により、締め過ぎによるアクションカメラへのダメージが無い様に出来るかなと考えていますので、実際に加工したら画像を追加したいと思います。(但し、時期は未定です)


7.その他



 今回のジンバルで使用(同時に購入)したオプションに記事についてはこちらです。

 ○ジンバル
  ・記事:スマホ用3軸ジンバル「Hohem iSteady Mobile+」の購入とレビュー

 ○スマホホルダー
  ・記事:スマホジンバル用スマホホルダー

 ○Apeman A85
  ・記事:【レビュー記事】ジンバル、スタビライザー内蔵型アクションカメラ 「APEMAN A85」


以上

○改定履歴
2019/11/24 初版


タグもどき:Hohem iSteady Mobile+ ジンバル Apeman A85
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