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中華アクションカメラ「APEMAN Trawo」使用編(その2:映像確認編)

最終更新日:2018/11/29

中華アクションカメラ、「APEMAN Trawo」に関する実際に使用・確認してのまとめです。




今回は撮影した各動画を確認して擬似フレームを使用していないかと、タイムラプス機能の検証をした話です。

実際に撮影テストで使用した動画もアップロードしましたので、購入を検討されている方は参考にして下さい。

0.目次



1.解像度別撮影テスト
2.タイムラプス機能確認テスト
3.フォルダ構成とファイル
3-1)フォルダ構成
3-2)ファイルについて
4.まとめ


1.解像度別撮影テスト



まずは解像度別のテストです。
判定方法等、条件は次の通りです。

○判定方法
 ・晴天時の動き続けている映像を撮影
  (※室内等の映像では暗さからシャッタースピードが遅くなり、自動で補間される為)

○確認手順
  ①aviutilの拡張編集上に対象ファイルを読み込み
  ②撮影した動画を1フレームずつ動かし、画像の動きがある事を確認
  ③対象フレーム間(60fpsでは60コマ分)動きがあり続けたものは補間なし。
  同じ画像が続けば補間有りと判定

○検証解像度
 ・4K30fps 3840x2160
 ・2.7K30fps 2704x1520
 ・1440P60fps 1920x1440
 ・1440P30fps 1920x1440
 ・1080P60fps 1920x1080
 ・1080P30fps 1920x1080
 ・720P120fps 1280x720
 ・720P60fps 1280x720

○設定
 ・EV:0、ISO:Auto、WB:Auto、SCN:Auto、EIS:ON
 ・ファームウェアバージョン:2.2.0.1-A

尚、撮影された映像をフリーの編集ソフト(aviutil)で約10秒とタイトル5秒で1本15秒にしています。

※注意
 回線等の状況により、映像が自動で解像度を下げている場合があります。
 其の場合は。「設定」-「画質」で対象解像度(4Kなら2160p)に変更して下さい。
 (但し、解像度によってはファイルサイズが大きくなりますので、通信料等に注意が必要です)

では、実際の映像です。
①4K@30fpsでの撮影


②2.7K@30fpsでの撮影
※撮影に失敗していたため、後日再撮影の予定です。

③1440P@60fpsでの撮影


④1440P@30fpsでの撮影


⑤1080P@60fpsでの撮影


⑥1080P@30fpsでの撮影


⑦720P120fpsでの撮影


⑧720P60fpsでの撮影



○結果
補間されているもの(擬似フレーム)はありませんでした。

尚、各ファイルサイズですが、次の通りです。

○参考:検証用動画のファイルサイズ
解像度 サイズ(MB)
4K30 141
2.7K30 ※後日
1440P60 75
1440P30 50
1080P60 58
1080P30 40
720P120 35
720P60 28
※Avitulはプラグイン出力時に拡張x264(プロファイル「youtube」)を使用
 上記は参考とし、サイズについては撮影された状態や再出力の設定等で異なります。

2.タイムラプス機能確認テスト



尚、タイムラプス撮影時のインターバル時間は「オフ/1秒/2秒/5秒/10秒/30秒/60秒」です。

では本機能で撮影したテスト動画です。
インターバル時間は5秒です。

⑨タイムラプスでの撮影(4k30fps)


尚、当然の事ですがインターバルの時間を長くすると、其の分撮影時間が長くなります。
又、ファイルサイズは約38MBでした。

3.フォルダ構成とファイル



3-1)フォルダ構成

以下のフォルダー構成で、この中に各ファイルが格納されます。
<MicroSD>\DCIM\100GKUDV

3-2)ファイルについて

A80の時は録画時はMP4でファイルが作成されましたが、TrawoはMP4だけで無いようで、以下のファイルが作成されます。

①命名規則
 設定によりファイル名が異なります。
 尚、MicroSDのフォーマット後は無文書と表示されます
 ・動画撮影
○動画時の命名規則
ファイル名 説明
NORMnnnn 通常録画時
LOOPnnnn ループON時
LPSEnnnn タイムラプス
※nnnnは連番

○静止画時の命名規則
ファイル名 説明
Bnnnnnnn バーストモード(連写)
SINGnnnn 通常撮影
※nnnnは連番

②拡張子
先も述べましたが、3種類あります。

○作成されるファイルの種類とファイルサイズ
拡張子 説明 サイズ
MP4 実際のビデオファイル 最大3GB
LRV 低解像度のビデオファイル 数百MB
THM ビデオファイルのサムネイル 数KB
※ループ録画OFF時の最大ファイルで確認
 (ループ録画の時は解像度により4GBになります。)
 LRV及びTHMのサイズは撮影時の解像度により異なる。
 (検証時はLRV:108MB~216MB、THM:9KB~13KBでした。)
このあたりはどうやらGoproにもあるらしいので、そのあたりを真似たのでしょうかね?
ちなみに、PCで編集やそのまま使用する分にはMP4ファイルだけあれば問題ありません。
それ以外のLRVやTHMファイルはTrawo本体やスマホアプリ?(未確認)で再生する時に使用するみたいです。

尚、Trawo本体でテストしてみましたのでその結果です。
○本体でのテスト結果
項目 結果
3種類(MP4・LRV・THM)あり 問題無く表示・再生される
MP4のみ 画面表示はされるが再生できない
LRVのみ 画面表示(選択)出来ない
THMのみ 画面表示(選択)出来ない 
MP4とLRVのみ(THMなし) 問題無く表示・再生される
MP4とTHMのみ(LRVなし) 画面は表示されるが再生不可


4.まとめ



まだ少ししか持ち出してテストしていませんが、A80の時と比べて良くはなっていると思います。
但し、ネイキッドフレームが無い(現在のところ無い)ので、気軽に持ち出して・・が難い状況です。
映像については、後日テスト撮影したいと思っていますのでその時に追加予定です。

以上

○更新履歴
2018/11/29 LancerTech製(1,350mAh)x2バッテリーの再リンク


 
タグもどき:中華アクションカメラ APEMAN Trawo A100
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