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中華アクションカメラ「APEMAN A80」使用編(その5:PC接続テスト)

中華アクションカメラ、「APEMAN A80」に関する実際に使用・確認してのまとめです。
今回のテスト内容は、PCに接続した際の動作についてです。

PCにアクションカメラ「APEMAN A80」を接続すると、本体が自動的に起動し、「USBストレージ」と「PCカメラ」(WEBカメラ機能)の2つのモードが選択可能となります。
どちらかと言うと後者の「PCカメラ」(WEBカメラ機能)で使用出来るかの確認が主な話です。


0.目次


1.テスト条件・項目
  1)「USBストレージ」モード
  2)「PCカメラ」モード
    ①Skypeでの確認
    ②CameraViewerでの確認
    ③Ubuntu上からの確認
2.まとめ


1.テスト条件・項目


其の前に、先日サイトの見直しを行ってURLを変更した事により、ページなし(404)の状態が発生させた事をお詫び致します。
記事数が少ないうちにと思ったのですが、結構影響が大きいようで失敗したと思ってます。
リダイレクト設定出来ない忍者blogにも問題があるのですがね・・
中々かゆいところに手が届かないところで初めてしまったと感じるこの頃です。
では本題に戻して確認していきます。

尚、PCの環境は次の通りです。

○テストPC環境1
PC:Lenovo x200
OS:Windows 7 (64bit)
USBケーブル:A80付属品
PCとAPEMAN A80を接続すると、A80が自動的に起動し、このような画面表示になります。
操作は本体横の上下ボタンで選択し、OKボタンで確定します。
※画面では選択されて見えないですが、上の行は「USBストレージ」と書かれています。

1)「USBストレージ」モード

まずは、「USBストレージ」モード選択したA80本体画面です。

「USBストレージモード」では、リムーバブルディスクと認識されUSBカードリーダの様な動作をします。
MicroSDカードが入っている時といない時の違いです。

○MicroSDカードが入っている時

○MicroSDカードが入っていない時

デバイスマネージャ上もディスクと認識しています。

2)「PCカメラ」モード

次に「PCカメラ」モードです。
(こちらが今回の本命の話です。)
まずは、デバイスとプリンター画面です。
「デバイスとプリンター」上では「DEMO1」として認識されています。
デバイスマネージャはこんな感じです。
「イメージングデバイス」の下に「DEMO1」が存在します。
次はWEBカメラとしての機能テストです。
次の2つのソフトでテストしてみました。
①Skypeでの画像確認
②映像確認ソフトでの確認(フリーウェア)
①Skypeでの画像確認
WEBカメラの選択で「DEMO1」を選ぶと、画面が表示されました。
②CameraViewerでの確認(フリーウェア)
Skypeでは解像度の選択等は出来ないようですので、このソフトで解像度の確認をしました。
使用するソフトは「CameraViewer」でフリーウェアです。
こちらで、「640x480」と「1280x960」の違いを比較してみます。
尚、解像度ですがこのA80から設定可能情報を取得したものではありません。
(作者さんのページにもソフトウェアが簡易的なもので、config情報で項目を登録するとの事でした。)
折角ですので、家のエアコンの裏で涼んでいる近所の地域猫ちゃんに出演頂きました。
この子の外に後2匹いるのですが、この子達を撮影したくてアクションカメラを購入したのも動機の1つです。
○「640x480」時の画面
○「1280x960」時の画面
利用するソフトにもよりますが解像度も変更出来る様です。
確認用に他に何か無いか探してみたのですが、Windowsでは良いものが見つかりませんでした。
但し、Linux系ではよさそうなコマンドがあったのでそちらで試してみます。
尚、Ubuntu(Linux)自体がまだ勉強中ですので、参考までに見て頂ければと思います。

○テストPC環境2
PC:Lenovo x200
OS:Ubuntu 16.04.2 server amd64
USBケーブル:A80付属品
こちらのx200は以前にジャンク(4000円)で購入したもので、実験環境にして遊んでいます。
というわけで、Ubuntuをインストール後uvcdynctrlも追加で導入しました。
③Ubuntu上からの確認
○ dmesg
root@PC301U:~# dmesg
[  657.721697] usb 2-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
[  657.721703] usb 2-1: Product: DEMO1
[  657.721709] usb 2-1: Manufacturer: NOVATEK
[  657.842539] media: Linux media interface: v0.10
[  657.879428] Linux video capture interface: v2.00
[  657.930209] usbcore: registered new interface driver snd-usb-audio
[  657.975370] uvcvideo: Found UVC 1.00 device DEMO1  (0603:8612)
[  657.982184] input: DEMO1  as /devices/pci0000:00/0000:00:1d.7/usb2/2-1/2-1:1.0/input/input12
[  657.982346] usbcore: registered new interface driver uvcvideo
[  657.982348] USB Video Class driver (1.1.1)
UVC(USB Video Class)に対応しているようです。
UVCとはカメラ等の通信・制御に関する規格です。
メーカ名(Manufacturer)は「NOVATEK」、製品名(Product)は「DEMO1」となっています。
ただ、この結果は以前に購入・返品した「Elephone EleCam Explorer Elite」でも同じ内容でしたので、このあたりは他のNOVATEK96系でも同じなのかも知れません。
後は、snd-usb-audioも追加で導入されているようですので、マイクかスピーカが利用出来るのかもしれませんが、このあたりは勉強不足ですので今後の課題にしたいと思います。
では次のコマンドです。
○uvcdynctrl -d video0 -f
root@PC301U:~# uvcdynctrl -d video0 -f
Listing available frame formats for device video0:
Pixel format: H264 (H.264)
  Frame size: 1920x1080
    Frame rates: 30
  Frame size: 1280x720
    Frame rates: 30
  Frame size: 640x480
    Frame rates: 30
  Frame size: 320x240
    Frame rates: 30
Pixel format: MJPG (Motion-JPEG; MIME type: image/jpeg)
  Frame size: 1920x1080
    Frame rates: 30
  Frame size: 1280x720
    Frame rates: 30
  Frame size: 640x480
    Frame rates: 30
  Frame size: 320x240
    Frame rates: 30






















上記4種類の解像度が選択出来るのだろうと思います。
このあたりも今後調査してみたいと思います。
(時間と暇さえあれば勉強の為に色々試してみたいのですがね・・)
今回の使い方は折角のアクションカメラを持ち出さずにと言われるかもしれませんが、
このような使い方(WEBカメラ)代わりにも使用出来ると言う事でした。

2.まとめ



・「USBストレージ」と「PCカメラ」モードが有る
・「PCカメラ」モードは「WEBカメラ」としても利用可能(但し湾曲は有る)
・ソフトが対応していれば、解像度等の設定も変更可能

以上

 

 タグもどき:中華アクションカメラ APEMAN A80
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